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屈曲型二軸回転機構レンズ搭載機

富士フイルム、輝度8000ルーメンの超短焦点プロジェクター「Z8000」。クラス最小・最軽量を実現

2020/07/16 編集部:押野 由宇
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富士フイルムは、世界初の “屈曲型二軸回転機構レンズ” を搭載した超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新たなラインナップとして、高輝度8,000ルーメンを実現する「FUJIFILM PROJECTOR Z8000」を開発した。発売は2021年初めを予定する。

「Z8000」(ブラック)

同社では「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクター “Zシリーズ”「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」を昨年発売し、プロジェクター市場に参入。本体を動かさずにさまざまな方向へ映像を投写できる点や、至近距離から大画面映像を映し出せる点などが高く評価され、国内外の施設に導入されたという。Z8000は、このZシリーズの第二弾モデルとなる。

FP-Z8000では、FP-Z5000の特徴を踏襲しながら、光の透過率が高いレンズとレーザー光源を採用。これにより8,000ルーメンの高輝度映像を実現した。明るい店舗内のデジタルサイネージなどで利用する場合でも、高いコントラストによる鮮明な映像を映し出すことを可能としている。

「Z8000」(ホワイト)

Zシリーズで採用する屈曲型二軸回転機構レンズでは、本体を動かすことなくさまざまな方向への投写が可能。また従来のミラー方式の超短焦点プロジェクターで生じるオフセットをなくし、投写面を最大限活かした空間演出を可能とする。さらに大口径非球面レンズを採用し、クラス最高となる上下70%・左右35%のレンズシフト機能を実現した。

また、ボディ内部の部品を最適に配置することで、クラス最小となる幅460mm・奥行510mm・高さ163mmのサイズ、そして最軽量の約19kgという本体質量を実現。さらに、縦置き・横置きの両方に対応することから、これまでデッドスペースであった場所を有効活用した空間演出が行える。

ほか、曲面への投写時に生じる映像の歪みを補正できる「幾何学補正機能」などを搭載。従来投写できなかったところにも迫力のある映像を映し出すことができるとアピールする。

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