HOME > ニュース > 作業時間を2時間から5分に短縮できる不動産業界特化型RPA。ディップがを6月から提供開始

「不動産コボットfor 物件取得」

作業時間を2時間から5分に短縮できる不動産業界特化型RPA。ディップがを6月から提供開始

公開日 2020/05/12 10:43 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
■先着100社限定導入無料キャンペーン開催

ディップは、不動産業界に特化したRPA「不動産コボットfor 物件取得」を6月1日より提供開始する。5月11日より事前申込を開始した。


「不動産コボットfor 物件取得」は“誰でも・手軽に・すぐに”導入できることをコンセプトに同社が2019年9月から開発・提供するFAST RPA「コボット」シリーズの不動産業界向けサービスとして開発されたもの。

不動産業界では、各種販促サイトへ最新情報を出稿する「物件情報更新」というルーティン作業に人的リソースが割かれ、長労働時間を招き、働き方改革が進展しないと指摘されてきた。この課題の改善を目指して開発されたのが「不動産コボットfor 物件取得」。テストマーケティングで導入された企業でも作業時間の改善が実証され、このたびの本格的なサービス提供開始に至ったもの。

「不動産コボットfor 物件取得」では、コボットがブラウザを立ち上げ、物件空室情報サイトへ自動でログインし、新規物件情報や前日までに申し込みがあり削除された物件情報、その他更新情報を取得。取得したデータと既存のデータの差異を自動で確認し、新規物件リスト、削除物件、更新情報をエクセルなど任意のデータ形式で自動入力する。これにより、導入前に約2時間を要していた1人あたり1日の作業時間が、導入後には約5分に削減された実績が報告されている。

長時間労働の根源だった物件情報更新のルーティン作業を大幅に短縮

人的・資金的制限のある中小企業向けに開発されたサービスで、導入コスト“ゼロ”で最速即日から利用ができるのも大きな特長のひとつ。月額費用のみで保守まで対応する。また、電気代や電気使用量等の情報を自動でエクセルへ転記する「電力検針」や入居者の振り込みを自動で確認する「入金チェック」など、不動産仲介業・管理業務で発生するルーティンワークを自動化する機能も備え、各企業の作業状況に合わせたカスタマイズにも対応する。

商品リリースキャンペーンとして、6月1日(月)から6月30日(火)まで、100社限定で無料でお試しできる「先着100社限定!1か月無料キャンペーン!」を開催する。「RPAを初めて導入する企業様や、すでに導入していて切り替えをお考えの企業様もお気軽にご利用ください」とアピールする。詳細は公式サイトで確認できる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE