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写真で事前登録、すぐに利用できる

認証時に接触不要で衛生的。0.18秒で完了する電気錠用顔認証リーダー「FACEWAY」

公開日 2020/04/16 13:39 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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■ドア前の認証渋滞を解消

電子錠および電気錠に関連する製品の企画、開発、販売を行うエナスピレーションは、電気錠用顔認証リーダー「FACEWAY(フェイスウェイ)」を発売した。

認証時に接触不要。衛生面にも配慮した最新セキュリティを実現する

従来の電気錠システムでは暗証番号を入力する度に機器に触れる必要があったが、新型コロナウイルスの感染拡大で衛生面の問題がクローズアップされる中、今回発売された「FACEWAY」は、顔認証により機器には一切触る必要がないため衛生的だ。

しかも、わずか0.18秒で認証が完了するので、顔を認証させるためにドアの前で人が並ぶ渋滞を解消。傾斜角約45度でも認識可能で、わざわざ機器の方に体を向ける必要が無く、顔をちらっと向けるだけで認証が完了する。認証距離も約3.5mまで対応する。さらに、人通りが多いところでも活用できるように同時に3人まで認識。認識する順番も即時に判断し、認証する人数が増えても適切な処理が行える。

■写真で事前登録、すぐに利用可能

従来の電気錠システムでは、通常は設置後に顔を登録してからでないと使用できず、一人一人が顔を機器に登録する作業に時間がかかることが課題として指摘されていた。これに対し、FACEWAYは写真による事前登録を実現。設置後すぐに使用できることもセールスポイントのひとつ。

事前登録には、登録する人の自撮りを送ってもらい、それを本体に見せて登録。あるいは管理者がパソコンから遠隔操作で一斉登録することができる。なお、登録は写真でも可能だが、認証には実際に人が立たないと認識できないシステムとなっており、登録時の写真を使って開錠されてしまう心配は不要だ。

電気錠制御盤への接続に加え、リレー出力の搭載により、新規導入時はもちろん、既存システムへの組み込みも可能。他社製品との組み合わせもできるため、総入れ替えではなく、既存の自前システムに新たに顔認証を追加することも可能だ。USBメモリに最大20万件の履歴が保存できる。

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