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顕在化する予約サイトの課題解決

決済サービス「Paidy」が高速バス予約サイト「VIPライナー」と連携、若年層を中心とした利用者拡大へ

2020/04/01 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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■予約変更による決済金額変更もスムーズ

決済サービス「Paidy」は、平成エンタープライズが提供する高速バス予約サイト「VIPライナー」と同社サービスが本日4月1日(水)より連携したと発表した。

メールアドレスと携帯アドレスのみで決済可能な「Paidy」

平成29年の国土交通省資料によると、高速乗合バスの輸送人員は1億900万人に昇り、国内航空旅客機の利用者9200万人を上回り、国内の輸送機関としての重要度はますます高まりつつある。また、近年は外国人の利用者が増加するなど多様化。それに伴い、高速バスの情報を集約したプラットフォームが整い、予約方法も電話から利便性に優れたウェブサイト中心へシフトしている。

高速バス・夜行バス・深夜バスの予約サイト「VIPライナー」

予約サイトでの決済方法も多様化し、クレジットカード決済、コンビニ支払い、乗車当日の現金払いなど選択肢は充実するが、新しく参入した高速バス事業者では若年層の利用者も多く、クレジットカードを保有していないケースも数多く見受けられる。また、当日支払いやコンビニ決済では、予約を変更した際の返金や差額処理の対応でさまざまなデメリットが生じるなど、既存の決済方法における課題が顕在化してきている。

当月分の買い物を翌月に一括して支払える「翌月払い」の決済サービス「Paidy」は、シンプルで使いやすいUI/UXとともに、事前登録やクレジットカードがなくとも、メールアドレスと携帯番号だけで簡単に支払えるため、高速バス予約サイトでより快適な決済体験の提供を可能とする。

今回の「VIPライナー」との提携では、クレジットカードを保有しない若年層の利用促進が期待されるとともに、ウェブ上でのクレジットカード情報の入力に抵抗があるというユーザーの送客も見込まれる。さらに、返金処理をオンライン上で簡単に行えるため、予約変更による決済金額の変更等もスムーズに行うことができるのが大きな特徴のひとつ。

今回の連携についてPaidyは「高速バス予約サイトにおける初めての後払い決済導入となる。“お買いものに『めんどくさい』はいらない。”をミッションに掲げ、利便性の高いサービスの提供を通して高速バス市場のさらなる活性化に貢献するとともに、予約サイトにおける課題解決に尽力していきたい」と今後のさらなるサービス拡大へ意気込みを示す。

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