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左右同時伝送やアップスケーリングを継承

ソニー、コンパクトでカラフルな完全ワイヤレス「WF-H800」。“手軽に高音質”を追求

2020/02/18 編集部:成藤 正宣
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ソニーは、完全ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-H800」を2月29日より発売する。オープン価格だが、市場では税込24,200円前後での実売が予想される。

「WF-H800」

2019年に発売した「WF-1000XM3」で好評を博した音質性能を継承しつつ、シンプルさ/コンパクトさを追求して使い勝手を向上。優れた音質をより手軽に楽しめることを強調したモデルとなる。カラーバリエーションも、ハウジング表面の質感から微妙に異なるブラック/レッド/ブルー/オレンジ/アッシュグリーンの5色をラインナップする。

上位モデルゆずりの高い音質を、より手軽にシンプルに楽しめるという点に焦点を当てている。なお、ノイズキャンセリングは非搭載

カラーバリエーションはカラフルな5色展開で、表面の質感もそれぞれ異なる

ノイズキャンセリング/外音取り込み機能は非搭載。そのため、WF-1000XM3に搭載していたノイズキャンセリング/DAC/ヘッドホンアンプ統合チップ「QN1a」は今回採用せず、別種のチップセットを搭載している。ただし、6mmドライバーユニットはWF-1000XM3と共通で、チューニングも同モデルゆずりの高い品質が楽しめるよう追い込んだとしている。

音声信号を96kHz/24bit相当までアップスケーリングする「DSEE HX」機能、左右のイヤホンが端末と同時接続し音ズレや音切れを抑制する「左右同時伝送方式」も、上位モデルから引き続き搭載。BluetoothコーデックはAAC/SBCに対応する。

音質に加えてこだわったのが装着感。耳の3点に接することで装着安定性を高める「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」を引き続き採用しつつ、ハウジング体積は削減。装着時の耳の外側への張り出しを抑え、耳周りがすっきり見えるよう設計している。コントロールボタンはメカニカル式で、本体下部に配置される。

3点支持による安定した装着感はそのままに、耳からの出っ張りを抑えて設計された

本体下部にコントロールボタンを配置。音楽再生の操作や音声アシスタントの呼び出しなどが行える

イヤホン本体だけでなく充電ケースも小型軽量化を図り、質量はWF-1000XM3専用ケースの77gから、48gまでシェイプアップされた。バッテリー持ちは、本体が連続再生約8時間、ケースが満充電1回分(約8時間)。イヤホン本体には、10分間の充電で約70分の連続再生を可能とするクイック充電機能も搭載される。

ケースもコンパクトで携帯しやすく仕上げられている

「WF-1000SXM3」の専用ケース(右)や、スマートフォン「Xperia1」(左)とのサイズ比較

その他、着脱をセンサーで感知して自動的に音楽再生の一時停止/再開をコントロールする装着検知機能、Google Assistant/Amazon Alexa、NFCに対応。付属品としてハイブリッドイヤーピースロング 4サイズ(L/M/S/SS)、USB Type-Cケーブル(約20cm)を同梱する。

なお本製品のプロモーションとして、同社"h.earシリーズ”にも楽曲提供を行ったミュージシャン iriさんとのコラボCMが制作され、本日より放映を開始する。

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