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オーディオビジュアルパスも設置

MOVIX京都、3/6からドルビーシネマ導入。全306席、8席限定リクライニングシートも

2020/02/12 編集部:小野佳希
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松竹マルチプレックスシアターズは、京都市中京区の映画館「MOVIX 京都」に3月6日からドルビーシネマを導入。新作映画として初めて、ドルビービジョンとドルビーアトモスの制作・仕上げ作業の全てを国内で行った『Fukushima 50』を皮切り作品にすることなど、劇場の詳細を明かした。

劇場イメージ

ドルビーシネマとは、映像技術Dolby Vision(ドルビービジョン)と立体音響技術Dolby Atmos(ドルビーアトモス)に加え、シネマ体験に最適化されたシアターデザイン(インテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメント)を採用した劇場のこと。

MOVIX京都へのドルビーシネマ導入は昨年10月に発表されていたが、今回、その詳細が明らかになった格好。松竹マルチプレックスシアターズとしては MOVIX さいたま、丸の内ピカデリーに続き3館目であり、同社の関西地区の運営劇場では初の導入となる。

座席数は306席で、うち車椅子席が4席。ドルビーシネマ作品は通常料金に500円、ドルビーシネマ3D作品は900円(ともに税込)の追加料金が必要。

シアター内は、映画に集中できるよう、可能な限り無駄を排し、究極の快適さを実現する空間を設計したと同社は説明。映画作品の特別映像の中を通ってシアター内へ入場する「AVP(オーディオビジュアルパス)」を設置し、「エントランスから日常を離れ、映画作品の世界観に没入できる」としている。

シアター内の最前列には、8席限定でリクライニングシートを設置 。 オットマン付で足を延ばして、よりくつろいだ姿勢で映画を楽しめるように配慮している。

正式オープンに先駆けて、3月3日19時から『ジョーカー』、3月4日19時から『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』をドルビーシネマで特別上映。チケットは2月25日21時からインターネットで販売し、SMT Members会員は同日17時から先行購入できる。

また、3月5日19時からは、オープニング作品の『Fukushima50 フクシマフィフティ』の監督を務めた若松節朗監督と主演の佐藤浩市が登壇しての舞台挨拶付き上映会も開催。こちらの前売り券は、チケットぴあにて2月15日11時からプレリザーブ、2月26日10時から一般販売を開始する。

『Fukushima50 フクシマフィフティ』は、当時の原発作業員らを含む90人以上の関係者への取材をもとに綴られた門田隆将のノンフィクションを原作とした作品。『沈まぬ太陽』の若松節朗が監督を務め、佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、安田成美らが出演。震災発生後、原発内に残り戦い続けた50人、“Fukushima50”の知られざる戦いを描く。

そのほか、今後の主な上映予定作品は下記の通り。

3月20日『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
3月20日『ドクター・ドリトル』
4月10日『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
4月17日『ムーラン』
5月1日『ブラック・ウィドウ』

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