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イヤホン単体で14時間再生に対応

クリエイティブ、AI分析で音質を最適化する完全ワイヤレスイヤホン「Outlier Gold」

2019/07/23 編集部:平山洸太
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クリエイティブメディア(株)は、連続使用時間を向上させた完全ワイヤレスイヤホン「Creative Outlier Gold(型番:HS-OTLGD)」を直販オンラインストア「クリエイティブストア」限定で7月下旬から発売する。直販価格は12,800円(税抜)。なお発売記念として、7月31日までは10,800円(税抜)で販売される。

「Creative Outlier Gold」

3月に発売された「Creative Outlier Air」の上位モデルとなる完全ワイヤレスイヤホン。ポタフェスで参考出品も行われていたが、今回正式に発表された格好だ。

従来モデルから大きく変更されたのは、バッテリー容量の増加と、独自技術「Super X-Fi」に対応したことの2点。まずバッテリーでは、従来10時間だったイヤホン単体の連続再生時間が14時間に向上。付属の充電ケースと合わせることで、最大約39時間の再生が可能となった(従来は最大約30時間)。

充電中イメージ

Super X-Fiは、スマホで撮影した耳や顔の写真をもとにAIエンジンが分析し、ユーザーに最適化された自然で広大な音場を再現するという技術。従来は専用DSP「Super X-Fi UltraDSPチップ」でハードウェア処理を行うモデルのみがラインナップされていた。

今回のモデルでは、専用iOS/Androidアプリ「SXFI App」によるソフトウェア処理に初対応。Outlier Goldには専用DSPは搭載されていないが、アプリとの連携によってSuper X-Fiの特徴である、自然で広がりのあるサウンドを試すことができるとしている。なおアプリ上から再生する音楽のみがサラウンド再生可能となっており、ストリーミング再生や映像再生には対応しない。

その他の点に関しては従来モデルと同様で、グラフェンダイヤフラム採用のφ5.6mmドライバーを搭載。不要な振動や音の歪みを抑え、細やかな高音とリッチな低音を再生するとしている。

Bluetoothのバージョンは5.0、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP、コーデックはSBC/AACに加えてaptXもサポートする。BluetoothオーディオチップにはQualcomm社のSoC「QCC3020」を採用、スムーズで途切れにくく高い接続性を実現するという。音声通話にも対応する。

構造イメージ

イヤホン本体には音楽再生、音量調整、音声通話などの操作が可能なリモコンボタンを装備。ダブルクリックでSiriやGoogleアシスタント機能に接続も可能。またIPX5相当の防滴性能を備え、運動時の利用などにも適するとのこと。

付属品にはイヤーピース(S/M 各2ペア)、充電用USBケーブル(Type-C to A)などを同梱する。周波数特性は20Hz〜20kHz。左右イヤホンの質量は約10g、充電ケースは約54g。

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