HOME > ニュース > <ヘッドフォン祭>70年代のビンテージヘッドホンが集結。ゼンハイザーの銘機で“昭和vs平成”比較試聴も

自作のコンデンサータイプヘッドホンも多数展示

<ヘッドフォン祭>70年代のビンテージヘッドホンが集結。ゼンハイザーの銘機で“昭和vs平成”比較試聴も

公開日 2019/04/27 20:28 編集部:平山洸太
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4月27日から28日にかけて、東京・中野サンプラザで行われているオーディオイベント「春のヘッドフォン祭2019」。本稿では、13階のロビーにブースを構える「Music With 規格外」についてレポートする。

ブースの様子

ブースの様子

Music With 規格外では、コレクター班とビルダー班の2つに別れて展開。コレクター班では、「1970年代中心のヴィンテージコンデンサータイプヘッドホン多数展示する」という注目の催しものを実施していた。

ブースではゼンハイザー「HD414X」という “昭和発売モデル” と「HD414Classic」という1995年発売の “平成発売モデル” を比較試聴を実施。世界初のオープン型ヘッドホンだという。

「HD414Classic」のハウジング

「HD414X」(左)、「HD414Classic」(右)

そのほか、1971年発売のSTAX「New SR-3」、1980年のベイヤーダイナミック「ET1000+N1000」、1978年のオーディオテクニカ「ATH-7」、1974年のオーディオテクニカ「AT-705」、1975年のソニー「ECR-400」といった5台の静電型ヘッドホンも集結。もちろんこれらも視聴することができる。

STAX「New SR-3」

ソニー「ECR-400」


オーディオテクニカ「ATH-7」
そのほか、昔なつかしいCDプレーヤーが多数展示。値札が貼られているが、これは集める際に購入したものをそのまままにしているとのこと。実際にCDを入れて再生・試聴することもできる。これ以外にも多くのヘッドホンなどが積まれていた。

CDプレーヤーも多数山積みに

多数のヘッドホンが山積みに

一方ビルダー班では、自作のコンデンサーヘッドホンが出展。アンプだけでなくドライバーから自作したという。そのほかコンデンサーマイクに対して、逆に電圧をかけることで音楽再生するイヤホン、イヤホンのインピーダンス/周波数特性を測定する企画などが展開されていた。

自作ドライバーユニット

自作コンデンサーヘッドホン

春のヘッドフォン祭2019は4月28日まで中野サンプラザで開催。なお、イベント2日めの28日には、特売コーナーの全製品が5%オフになる「ファイルウェブ割」を実施。ファイルウェブの「春のヘッドフォン祭2019」関連記事を(この記事含む)表示したスマホを、フジヤエービックの販売スタッフに見せるだけで割引が適用される。

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