ファクトシートを発表

DAZN、ダウンロード視聴やマルチスクリーンなど新機能4点を2019年に追加。ラグビーW杯配信やJリーグにも言及

編集部:小野佳希
2019年02月22日
DAZN(ダ・ゾーン)は、2018年の振り返り及び2019年の注目トピックスについて紹介する「ファクトシート」を発表。ダウンロード機能、スタッツ機能、ピックアップシーン機能、マルチスクリーン機能という4つの新機能を2019年に追加予定であること、ラグビーワールドカップのハイライト配信を行うことなどを明かした。


■目的のシーンを探しやすくなる「ピックアップシーン」など4機能を追加予定

ダウンロード機能は、ユーザー自身のスマートフォンやPCに試合中継データを保存しておきオフラインでも視聴できるようにするというもの。2018年中の導入予定だとして以前に発表されていた(関連ニュース)ものの、開始が遅れていた本機能に改めて言及した格好だ。

スタッツ機能では、順位表、リアルタイム試合、選手のプロフィールや統計など、試合を見ながら自分の好きな選手に関する有用な情報を得ることが可能になるとのこと。

ピックアップシーン機能では、再生位置を示す画面下のシークバーで、ゴールシーンなど主要な場面をスムーズに探せるようになるという。

そして、マルチスクリーン機能では、ライブコンテンツに限り、同時刻に配信されている複数の試合をライブで同時に1つの画面で楽しめるようになる。

具体的な各機能の内容や提供開始時期などの詳細は現時点では不明。なお、昨年2018年はデータ通信料を節約できる「データセーブ機能」、気になる試合の放送開始をお知らせしてくれる「リマインダー機能」、好きなチームをフォローできる「フォロー機能」などの新機能が追加されている。

■ラグビーW杯のハイライト配信が決定

2019年のコンテンツとしては、9月から日本で開幕するラグビーW杯のハイライト配信が決定。また、先日発表があった通りサッカー英プレミアリーグ全試合の独占配信も決定している(関連ニュース)。

さらに、海外サッカーやWTA(テニス)、MLBなど日本人選手が活躍する海外リーグのコンテンツ充実も図ると説明。香川真司選手所属のベシクタシュ戦や長友佑都選手所属のガラタサライ戦を中心にしたトルコスュペル・リグ、大坂なおみ選手参戦試合などのWTAを独占配信中であること、大谷翔平選手や菊池雄星選手などが活躍するエンゼルス、マリナーズ、ヤンキース、ドジャースを中心に主要試合を配信していることを紹介している。

■利用時間はローンチ時に比べ3倍以上に

2018年の実績として、ユーザー動向の調査結果も発表。DAZNユーザーの年齢層は35歳〜44歳が多く、有料テレビの平均よりも若く、視聴時間も3年前のローンチ時に比べ3倍以上に伸びているという。

また、モバイルだけではなく、テレビでの視聴などマルチデバイスでの視聴が増加。マルチデバイスでの視聴は51%と、前年の35%を大きく上回った。

さらに、複数のスポーツを楽しむマルチな視聴スタイルが浸透していると説明。複数のスポーツを視聴する人は41%と、前年の38%から増加し「DAZNの特徴であるワンプラットフォームで様々なスポーツを楽しめることは、ユーザーの新たな視聴体験を生んでいるいる」としている。

また、スポーツの垣根を超えて地元チームの試合を視聴しているユーザーが多いことも分かったとのこと。例えば中日ドラゴンズの試合の視聴者の31%が名古屋グランパスの試合を視聴したり、北海道日本ハムファイターズの試合の視聴者の36%が北海道コンサドーレ札幌の試合を視聴していたという。

■Jリーグは生中継視聴者数が前年比80%増。海外ではヴィッセル神戸の視聴数が8倍に

そして、Jリーグとの取り組みにも言及。「明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ Powered by DAZN」をはじめとした様々な施策などにより、スタジアムの観客数やライブ視聴数が増加し、新規ファンの獲得につながったとした。

DAZNでのJリーグ配信に関する2018年の数値的実績は下記の通り。

・Jリーグライブ視聴者数が前年比80%増
・イニエスタ選手Jリーグデビュー後、ヴィッセル神戸の視聴数が1.8倍増
・トーレス選手Jリーグデビュー後、サガン鳥栖の視聴数が1.5倍増

・Jリーグをドイツ、カナダ、アメリカでも配信
 →ドイツではポドルスキ選手のJリーグデビュー後、ヴィッセル神戸の視聴数が8倍に増加
 →イニエスタ選手やトーレス選手のデビュー後、2018シーズンJ1リーグ後半戦の視聴数が1.4倍に増加

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