4K/HDRアニメ作品制作の本格化を見据え

世界初の4K/HDR手描きアニメをNetflixとプロダクションI.Gが共同制作。今秋配信を予定

編集部:押野 由宇
2019年02月14日
Netflixは、プロダクション・アイジーとの共同プロジェクトにおいて、世界初の4K HDR画質の手描きアニメ作品を制作することを発表した。

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本プロジェクトは最新の映像技術の開拓において試験的に開始したものであり、本アニメ作品はNetflixオリジナル作品として、今秋の配信を予定する。

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Netflixでは2016年から、SDRで制作された一部のアニメ作品をより高画質なHDRにリマスタリングして配信する試みを実施。現在「BLAME!」「GODZILLA 怪獣惑星」「詩季織々」などのアニメ作品をHDRで配信中で、本年配信予定のオリジナルアニメ作品「ULTRAMAN」と「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」もHDRで配信予定となっている。

今回の共同プロジェクトは今後の4K HDRアニメ作品制作の本格化を見据え、試験的に開始したものとしており、その目的は「制作過程において得られるあらゆる技術的な知見をもって、今後4K HDRアニメ作品の制作に挑戦するクリエイターに有効活用していただくための糸口を模索すること」と説明される。

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本共同プロジェクトの統括責任者であるNetflix クリエイティブテクノロジーエンジニアの宮川遙氏は「日本のアニメ業界を代表するクリエイターを擁するアニメプロダクションと共に、今回の共同プロジェクトを開始できたことを非常に嬉しく思います。世界中の多くのアニメファンの皆さまに、4K HDRのアニメ作品をお届けできるのを今から楽しみにしています」とコメント。

プロダクション・アイジーの齋藤瑛氏氏は、今回の取り組みを開始するにあたり「4KとHDRでのアニメーション制作に挑戦した背景には、新しい表現を切り開きたいという思いがありました」として、「表現者として、より美しい映像を制作する機会を常に探っておりますが、機材などのハードルもあり、4KやHDRは業界的にも未開拓な分野です。今後もこのような取り組みを通じて、高いクオリティの映像を求め、努力を惜しまず進みたいと思います」と述べている。

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