価格を抑えた「TE-D01e」も

AVIOT、“途切れにくさ”をさらに強化した完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01d」

編集部:押野 由宇
2019年02月01日
バリュートレードは、同社が取り扱うAVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01d」「TE-D01e」を2月9日より、ネックバンド式Bluetoothイヤホン「WE-D01c」を2月1日より発売する。なお、TE-D01dおよびTE-D01eの予約は2月1日より開始される。

「TE-D01d」

・完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01d」¥12,000(税抜)
・完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01e」¥9,241(税抜)
・ネックバンド式Bluetoothイヤホン「WE-D01c」¥4,611(税抜)

完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01d」

TE-D01dは、従来モデル「TE-D01b」(関連記事)と同様にQualcommの最新SoC「QCC3026」を搭載。さらに先行モデルのノウハウを活かし、アンテナの配置や配線の最適化を行うなど、音切れを最小限に抑えるよう設計された。

「TE-D01d」

グラフェン振動板を採用した6mm径のダイナミックドライバーを搭載。そのサウンドについて「サイズからは想像できないほど深く沈み込むような低音域と、音像定位に優れた美しいボーカルを奏でる中音域、伸びやかながら耳に刺さらない高音域」とアピールしている。

装着イメージ

Bluetoothは5.0に準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはSBCとAACに加えてaptXをサポートする。

電力消費の最適化が行われており、イヤホン本体の音楽再生時間は最大約9時間。充電ケースには約1,800mAhの大容量バッテリーを搭載し、ケースからの充電と合わせて、SBC/AAC時には100時間以上の音楽再生を実現する。またケースにはUSB出力端子を装備しており、モバイルバッテリーのようにスマホの充電に用いることも可能だ。

左右ハウジングには1つずつボタンが配置されており、曲の再生/停止や曲送り/戻し、音量調整、Siriなどの起動やハンズフリー通話などの操作が行える。デザインにもブランドが持つ “Japan Tuned” の思想にこだわり、クオリティの高い塗装や仕上げを施した。カラーはブラック、ダークルージュ、ネイビーの3色をラインナップする。

左からブラック、ダークルージュ、ネイビー

IPX4レベルの防水性能を搭載。ボイスガイダンスは日本語によるものとなる。インピーダンスは16Ω、最大入力は5mW。感度は91dB±3dB。取り扱いは主要大手量販店および公式ECサイト。

完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01e」

TE-D01eは、デザインは従来モデル「TE-D01c」(関連記事)と共通ながら、その中身を新たにしたというモデル。上位モデルとなるTE-D01dなどに搭載されるQCC3026とほぼ同じ性能を持ちつつ、コストを抑えたというSoC「QCC3020」を搭載。これにより10,000円を切る価格でありながら高い性能を実現したとしている。

「TE-D01e」

ドライバーは6mm径のグラフェン振動板ダイナミックドライバーで、TE-D01dと同じくグラフェン振動板を採用しているが、ハウジング形状などに合わせて素性の良いものを厳選することで、本モデルならではの高音質化が図られているという。

装着イメージ

Bluetoothは5.0に準拠し、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはSBC/AACおよびaptXに対応する。

充電ケースはTE-D01cと同様スマートなデザインで、バッテリー容量は300mAh。イヤホンは約2時間の充電で最大7時間の音楽再生に対応し、ケースからは2回分の充電が行えるため、合わせて最大約21時間の再生ができる。

本機もTE-D01dと同様にIPX4レベルの防水性能を備えるほか、混線に強い新設計アンテナを搭載。cVcノイズキャンセリングマイクにより、クリアな音質でのハンズフリー通話に対応する。

感度は91dB±3dBで、インピーダンスは16Ω、最大入力は5mW。カラーはブラックとパールホワイトの2色を展開する。本モデルの価格設定について「最大7時間再生の完全ワイヤレスイヤホンで1万円切りを実現したということは強み」と同社はアピールしている。販売は公式ECサイト限定。

「TE-D01c」(パールホワイト)

ネックバンド式Bluetoothイヤホン「WE-D01c」

WE-D01cは、ブランドのエントリーモデルとしてラインナップされるBluetoothイヤホン。日本人の音の好みを知り尽くしたオーディオのエキスパートたちが、約1,000曲の楽曲を3,000時間以上かけて聴き込み、ワイヤレスイヤホン最高レベルの音質を目指してチューニングを施したという。

「WE-D01c」

開発はトーンバランスがフラットで、ハイスピードなドライバーの選定からスタート。そこから0.1dB単位の徹底したチューニングを行うことで、「ワイヤレスモデルであることを忘れるほどノイズや歪み感の極めて少ない、透き通るようなサウンド」が実現できたとアピールしている。

装着イメージ

イヤホン本体には共振や外来ノイズの影響を最小限に抑えるため、高精度のアルミ削り出しハウジングを採用。音質を損なうことなく、先行モデルからの小型化も実現するとともに、シーリングの強化によってIPX7レベルの防滴性能を備えた。

Bluetoothは4.1をサポートし、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはSBC/AACおよびaptXに対応する。カラーはブラック、ネイビー、シルバーの3色をラインナップする。販売は公式ECサイト限定となる。

左からブラック、ネイビー、シルバー

本日、バリュートレードはメディアに向けた製品発表会を開催。会場では同社代表取締役社長 土山裕和氏が挨拶にあがり、「これまで5モデルを発売してきたが、販売は非常に好調に推移している。こだわっているのは、イヤホンという製品の特性上、実際に手にとって音を確認していただけるようにすることで、店頭での露出を重視している。日本全国で1,300ほどの店舗で聴いていただくことができるようになった」とイヤホンファンの視点に立った製品展開を行いながら、さらに「今後もかなりのラインナップを予定している」とした。

土山裕和氏

また、製品の開発・生産に携わるサムライイヤーズジャパン合同会社 山下耕平氏も登壇。「AVIOTは日本人の、日本人による、日本人のためのオーディオを追求し、製品に高付加価値を付けていこうと考えている。性能を高めることでコストが上がり、企業として短期的には価格を上げることになるが、皆様に長くご愛用、ご支持いただけるように、価値を高めながらも価格を可能な限り上げない企業努力を行っている」と、製品開発への真摯な取り組みの姿勢を語った。

山下耕平氏

またその “日本人のためのオーディオ” について、バリュートレードの西 亮太氏が「イヤホンの音が良くなってきているが、それが日本人が好きな音なのか、という考えから音作りを行っている。エキスパートやユーザーの皆様の声を反映して、さらに音のクオリティを高めた」と強調。またデザインについても、「様々なモデルがあるなかで一番外装の仕上がりがきれいだと考えている」と自信を見せた。

西 亮太氏

そしてQCC3026搭載のTE-D01dとQCC3020搭載のTE-D01eの音作りの違いについて、同社岩崎顕悟氏によれば「QCC3026の方は力強い低域が出て、QCC3020はフラットな音の方向性。TE-D01dに関してはそれを活かしており、TE-D01eではDSPで少し低域を強化している」とのこと。

またCES 2019で披露されたハイブリッドドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホンとネックバンド型Bluetoothイヤホンの2モデルについては、「本年5月ごろに発表できるのではないか」と語られた。

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