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楽器を弾く方向けのウェアラブルデバイスも

<CES>耳に入れるリング? ベルギーのスタイリッシュな耳栓/自撮りドローンが第2世代に

2019/01/07 編集部:風間雄介
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米ラスベガスで1月8日から行われる「2019 International CES」。本開催を前に、事前イベントとなる「CES Unveiled」が行われた。本項ではいくつかの注目ブースの模様を紹介していこう。

「CES Unveiled」でおなじみ、氷のCESロゴモニュメント

まるで耳に入れるリング? ベルギーの耳栓「Loop」がかっこいい

ベルギー製の「Loop」は、一見完全ワイヤレスイヤホンのように見えるが、れっきとした耳栓だ。カラーは5色展開で、名称の通り「ループ」形状をしているため、耳に入れるとリングを着けているように見えてスタイリッシュだ。価格は29.95ドル。

「Loop」

カラーは5色展開

耳栓なので、一定以上の音量をカバーし、耳を保護する機能を持つ。それだけではなく、ループ部内部のアコースティックチャンネルと20dBのフィルターを組み合わせ、優れたサウンドを実現するという。

ただ単に騒音をキャンセルする製品ではないため、たとえばライブやフェスティバルなど、大音量から耳を保護しながら音楽も良い音で楽しみたい、といったニーズに向いている。

商品パッケージもスタイリッシュだ

Timekettleのリアルタイム翻訳イヤホン「WT2」

Timekettleは、リアルタイムで多言語を相互翻訳するイヤホン「WT2」を展示していた。以前からクラウドファンディングや各種デモで登場しているものだが、完全ワイヤレスイヤホンのように左右が分かれており、2人が片耳ずつを装着して会話するのが特徴だ。通信は、あいだにiPhoneなどスマートフォンが挟まり、片方が喋るといったんスマホに送られ、そこからクラウドを介して翻訳し、もう片方のイヤホンで翻訳された言葉が再生される仕組みだ。

Timekettle「WT2」の翻訳デモ

実際に試してみると日本語の認識精度は今ひとつで、喋ってから翻訳されるまでの遅延もかなりある。課題はあるが、リアルタイム翻訳はホットな話題だけに、今後の展開に期待したい。

Timekettle「WT2」

ケース部分

空飛ぶ自撮りカメラ最新モデルは12MPカメラ搭載

小型ドローンで自撮りする「AIRSELFIE」が第2世代の「AIRSELFIE 2」となり、昨年末に米国で発売された。AIRSELFIE 2は、同ブランド初の12メガピクセルカメラ搭載モデルで、81度の広角撮影が可能。また5分以上の飛行時間も実現している。

「AIRSELFIE 2」

12メガピクセルカメラを搭載

自撮り棒などでは不可能な表現が可能になる「AIRSELFIE」。インスタ映えしたい! という方は要チェックだ。

楽器を弾く方なら必携? のウェアラブルデバイス「Soundbrenner CORE」

日本でも販売している、腕時計型のメトロノーム「PULSE」。振動で拍を刻むことで、楽器演奏などの際、便利に使える製品だ。複数のPULSEを連携させ、同じBPMを刻むこともできる。

「Soundbrenner CORE」

その最新モデルが「CORE」。メトロノーム機能だけでなく、ギターのチューナー、デシベルメーター、そして時計機能も加えた。クラウドファンディングで139ドル以上から出資を募っていたが、現在は受付を終了。一般販売の予約は受け付けているとのことだ。


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