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エントリーイヤホン2機種も登場

ADVANCED、薄型ダイアフラムやステンレス筐体採用で低域再現を追求したイヤホン「GT3 SuperBass」

2018/12/14 編集部:小澤貴信
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宮地商会M.I.D.は、同社の取り扱う米イヤホンブランド ADVANCEDの新製品として「GT3 SuperBass」「Model 3M」「ELISE」の3機種を12月21日より発売する。

・「GT3 SuperBass」 ¥21,600(税込)

「GT3 SuperBass」

独自のダイナミック型ドライバーとステンレススチール製ハウジング、四重編組のシルバーメッキ銅線ケーブルで構成されたハイレゾ対応イヤホン。同社は「前例のないレベルで低周波数のサウンドの再定義を実現するよう設計されている」と紹介する。

本機専用に開発されたオリジナルのダイナミック型ドライバーは、振動ストロークと低周波性能を向上させるために特別に設計された6μmの超薄型ダイアフラムを使用したもの。高純度銅線によるボイスコイルは従来と比べてその性能も大幅に強化されており、中低域のディティール再現向上に寄与するという。また、ドライバーの性能を引き出すために84Ωというハイインピーダンス設計となっている。

ステンレススチール製のアコースティックハウジングは、CNC(コンピュータ数値制御)加工とPVD(物理蒸着法)コーティングを用いて製造され、共振やドライバーの変形を最小限に抑える。

さらに、3組のチューニングフィルターが同梱。好みに応じて使用することが可能となっている。このチューニングフィルターは、人間の耳が最も敏感に反応するという3kHz前後を調整するよう設計されている。

MMCX端子によるケーブル着脱に対応。3.5mm金メッキ端子搭載の銀メッキ銅線ケーブルと、3.5mm端子搭載のマイクリモコン付きケーブルの2種類が同梱される。

イヤーチップは、低反発フォームタイプ、シングルフランジ・シリコンタイプ、デュアルフランジ・シリコンタイプがそれぞれS/M/Lの3サイズ付属する。専用ケース、レザー製ケーブルタイも同梱される。

感度は95dB+/-3dB at 1kHz、周波数帯域は10Hz〜40kHz、定格入力電力は1mW、最大入力は5mW。


・「Model 3M」¥4,320(税込)

「Model 3M」

同社「S2000」に続く、低価格のミュージシャン向けインイヤーモニターの上位モデルという位置付け。ハイレゾ対応のダイナミック型ドライバー1基を搭載し、MMCX端子によるケーブル着脱に対応する。

人間工学に基づいて設計された軽量かつコンパクトなハウジングは、長時間の着用でも快適にフィットし、抜群の遮音性を提供するとのこと。搭載するドライバーは20Hz〜40kHzの周波数帯域をカバーし、低域から高域までクリアに再生するとする。カラーはクリアとブラックを用意。

タッチノイズが低減されたマイク/リモコン付ケーブル、専用キャリングケースが同梱。イヤーチップは低反発フォームタイプがS/M/Lの3サイズ、シリコンタイプがS/M/Lの3サイズが付属する。

インピーダンスは16Ω、感度は100dB+/-3dB at 1kHz、周波数帯域は20Hz〜40kHz、定格入力電力は1mW、最大入力は5mW。


・「ELISE」 3,240円(税込)

「ELISE」

同社独自のダイナミック型ドライバー「フルレンジ・マイクロドライバー」を高密度セラミック筐体に搭載したイヤホン。共振が低いセラミック筐体を採用することで、ドライバーの振動をそのまま耳へ伝え、クリアで歪みのないサウンドを再生すると紹介されている。

また、セラミック筐体は人間工学に基づいてコンパクトに設計されており、フィット感にも配慮されている。またマイクリモコン付きケーブルは、タッチノイズが少ないことが特徴となっている。イヤーチップは低反発フォームタイプがS/M/Lの3サイズ、シリコンタイプがS/M/Lの3サイズ付属。専用キャリングケースも同梱される。

インピーダンスは16Ω、感度は95dB+/-3dB at 1kHz、周波数特性は20Hz– 20kHz、定格出力は3mW、最大入力は5mW。

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