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なでしこジャパンやWBSなども

TVer、地上波放送をネット同時配信。女子世界バレーなどで実証実験

2018/09/26 編集部:小野佳希
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日本テレビなど在京キー局5社は、各局が地上波で放送する番組をインターネット同時配信する技術実証を「TVer」で実施する。対象番組と放送/配信日は下記の通り。


・日本テレビ 「レスリング全日本選手権」 12/23 放送
・テレビ朝日 「女子サッカーなでしこジャパン国際親善試合」 11/11 放送
・TBSテレビ 「2018 世界バレー女子大会」 9/29〜10/20 放送(予定)
・テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」「青春高校3年C組」2019/1/21〜2/1 放送分(予定)
・フジテレビ 「みんなの KEIBA」 11/25、12/23 放送

総務省が野村総合研究所に委託した調査研究における技術実証実験。今回の実証実験では視聴者の利便性向上や放送の価値の維持・向上を目的に、5社それぞれが放送番組を同時配信し技術的な検証を行う。なお、在京5社による同時配信の実証実験については、今年6〜7月の「2018FIFA ワールドカップ ロシア」で行っており、今回は2回目となる。

今回の取り組みでは、テレビ視聴データに関する技術実証も実施。同時配信サービスの視聴データと、インターネット結線テレビ経由で取得した地上波テレビ放送の視聴データを収集し、視聴者の利便性向上や放送コンテンツ制作への活用を目指し、5局で集約して分析する検証も行う。

なお、収集する視聴データは個人情報を含まない「非特定視聴履歴」。その取り扱いに当たっては、「視聴者のプライバシー保護に十分配慮し、安全・安心が確保される運用を行う」としている。

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