対応エンコーダーを18年12月から提供予定

クアルコム、新Bluetooth音声コーデック「aptX adaptive」。音質や遅延を自動調整

ファイルウェブ編集部
2018年08月31日
米Qualcomm(クアルコム)は、新たなBluetooth音声コーデック「aptX adaptive」を発表した。


aptX adaptiveはその名称の通り、コンテンツの種類や、外部のワイヤレス環境に応じて、最適な音質やレイテンシーへと自動的に調整できるコーデック。従来のaptXやaptX HDは固定ビットレートで伝送が行われていたが、このaptX adaptiveは可変ビットレートで伝送を行う。同社では動画や音楽の再生、ゲーミングなどに活用できるとしている。

またコンテンツに応じた音質やレイテンシーの最適化に加えて、様々な環境におけるワイヤレス接続の安定性強化も実現するという。

ヘッドセットやヘッドホン、スピーカーなど向けのaptX Adaptiveデコーダーは、同社のBluetoothオーディオSoC「CSRA68100」と「QCC5100シリーズ」向けに、2018年9月から提供開始予定。また、スマホやタブレットなど向けのaptX adaptiveエンコーダーは、Android P向けに、2018年12月から提供を開始する予定だ。

クアルコム・テクノロジーズ・インターナショナル社の製品マーケティングディレクターであるJonny McClintock氏は、「今日利用可能なほとんどのオーディオコーデックは本質的に静的で、固定ビットレートを使用しているため、無線環境がシビアな場合は、ワイヤレスでの接続に問題が発生する可能性がある。また、こうしたコーデックの多くは音楽を聴くために設計されており、低遅延が求められるゲームや、音楽/映像アプリには適していないといえる。」とコメント。aptX adaptiveが、完全にワイヤレスに以降したい次世代の消費者の、リスニング体験を変革することができる技術であるとアピールしている。

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