データ移行ソフトも準備

Spotifyとサムスンが提携、スマホ/テレビなどでシームレス音楽体験めざす。Bixbyとの連携も

編集部:平山洸太
2018年08月10日
サムスンはGalaxy関連製品の発表イベントにおいて、Spotifyと提携することを発表した。

この提携についてSpotify CEOのDaniel Ek氏が、その背景や効果などを説明した。

今回の提携は長期的なもので、Spotifyは1億人ものサムスンユーザーに同社の3,500万の曲を提供し、より多くのファンをアーティストにつなげられるとアピール。これがSpotifyの最終的な目標と説明する。

またSpotifyは、異なるデバイス間をシームレスに切り替えて音楽を聴くスタイルを目指している。たとえばサムスンとの連携により、ユーザーがスマートフォン等でSpotifyアプリで音楽を聞きながら帰宅した場合、Wi-Fiに入ったことを検知し、ロック画面からでも切り替え操作ができるという。

こういった体験を広範囲に実現することを考えると、サムスンはスマートフォンだけでなくテレビ、タブレット、スピーカー、時計など、様々なデバイスを作っており、提携相手としてふさわしい。

具体的には、サムスンとSpotifyのアカウントをリンクすると、このシームレス音楽体験が可能になるという。設定はサムスンのスマートフォンから、サムスンのスマートテレビやGalaxy Homeを設定した後、Sportifyのアカウントとリンクするという2ステップで完了する。

サムスンのスマートフォンを新しく購入した際、データ移行ソフト「Samsung Smart Switch」を使うことで、簡単にSpotifyのアプリを移行することも可能。サムスンのスマートテレビのユーザーは「SmartThings app」で、まもなくSpotifyを使用可能になる。また部屋から部屋へ移動する際、その位置を認識し、自然に再生するデバイスを切り替えることを促す機能も備えるという。

そしてSpotifyと、サムスンの音声アシスタント「Bixby」との連携も行われる。これによって、Spotifyを利用したことがないユーザーでも、SpotifyのリコメンドをBixbyアシスタントから受け取れるようになる。これが新しい音楽の発見につながるとDaniel Ek氏は説明している。