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コミュニケーションAI「RECAIUS」の音声合成技術を活用

東芝、自分の声でテキスト読み上げ可能なiPhoneアプリ「コエステーション」無料公開

2018/04/17 編集部:小野佳希
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東芝デジタルソリューションズは、自分の声を登録してスマートフォンにテキスト読み上げなどをさせることが可能なアプリ「コエステーション」の無料提供を開始した。現時点ではiOS版のみの提供で、Androidには対応していない。


同社では、コミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」の音声合成技術を活用した「声」のプラットフォームとして、「コエステーション」(β版)を2017年7月に開発(関連ニュース)。今回、iOSアプリとして正式に一般ユーザーへの提供を開始した。

このアプリを使うことで、自分の声の分身「コエ」を生成でき、入力したテキストの読み上げ、SNS(LINE、Facebook、Twitter)への音声投稿などを体験可能。また、コエの診断ゲーム「Dr.Coeのコエ診断」やコエのスタンプ「コエダシテコー!」をはじめ、順次「コエ」を使った新たなアプリやサービスの提供も検討していくとしている。「コエダシテコー!」では、『もう一つください』などのセリフをユーザーの「コエ」で連呼できる。

いくつかのセリフを読み上げることで、アプリが声の特徴を学習し、声の分身「コエ」を生成。読み上げ用のセリフは、最短10文・5分程度からで、「コエ」の生成は、約15〜20分程度が必要。

入力したテキストを自分の「コエ」で読み上げることが可能。年齢や明るさなど、ユーザーの「コエ」を自由に変えることもできる。また、前述のようにSNSに音声投稿し、シェアすることも可能。

セリフを読めば読むほど、ユーザーにより近い「コエ」を作ることが可能。10文の「レベル1」から200文の「レベル5」まで5段階を用意している。

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