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「UE6PRO」も。カスタムIEM全機種でケーブル刷新

Ultimate Ears、8ドライバー/ハイブリッド型の旗艦カスタムIEM「UE LIVE」

2018/04/11 編集部:成藤正宣
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e☆イヤホンは、Ultimate Ears(以下、UE)のカスタムIEMとして、フラグシップモデル「UE LIVE」と、ドラマーやベース奏者向けに設計されたという「UE6PRO」を発売。受注を5月初旬より開始する。

・8ドライバー/ハイブリッド型「UE LIVE」 279,800円(税込)
・3ドライバー/ハイブリッド型「UE6PRO」 93,800円(税込)

UE LIVE

UE6PRO

「UE LIVE」は、ツアーミュージシャンががフェスティバル、アリーナ、スタジアムなど大規模環境で使用することを想定して設計された、同社の新フラグシップモデル。UEでは「最高のサウンドだけでなく、最も高い信頼性を持つモニター」としている。

本機はハイブリッド型で、6mm ネオジウムダイナミック・ドライバーを1基、バランスド・アーマチュアドライバー6基、そしてUE独自の技術を用いた「True Tone Plus」ドライバー1基という8ドライバー構成となる。ドライバーはそれぞれ高域/中高域/中低域/低域の4帯域に振り分けられる4ウェイ・クロスオーバーが採用されている。

着脱式ケーブルはestron a/sと共同開発した「UE SuperBax」を採用。従来よりさらに耐久性/信頼性を高めた端子「UE IPX コネクションシステム」を新たに採用した、低インピーダンスの銀メッキ銅リッツ線ケーブルとなっている。IP67の防水防塵規格に対応している上、ケーブル本体は約4キロのバーベルを持ち上げられるほどの耐久性を持ち、装着すればほとんど目立たくなるという。

再生周波数帯域は5Hz〜22kHz。入力感度は105dB@1kHz, 1mW、インピーダンスは10Ω@1kHz。

「UE6PRO」はドラマーやベースプレーヤー、DJ、ヒップホップミュージシャンに向けて設計したという、“インパクトのある低音とクリアな音のバランスが特徴”のモデル。ドラムメーカーとのフィールドテストを重ねて開発されたという。

ドライバー構成は、6mm ネオジウムダイナミック・ドライバーを2基、UE独自の「True Tone Driver」を1基採用する3ドライバー・ハイブリッド構成。高域/中域/低域の3ウェイクロスオーバーを採用する。

ケーブルはUE LIVEと同様UE SUPERBAXを採用、端子もUE IPX コネクションシステムを搭載する。

再生周波数帯域は5Hz〜22kHz。入力感度は102.5dB@1kHz, 1mW、インピーダンスは12.5Ω@1kHz。

なお、UE SUPERBAXケーブルとUE IPX コネクションシステムは、本日4月11日より同社が取り扱うUEのカスタムIEM全機種に適用。今後UE製カスタムIEM注文時には、すべてUE SUPERBAXケーブルとUE IPX コネクションシステムが搭載される。

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