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「動画視聴に最適なスピーカー」とアピール

JDSound、フルデジタル伝送のポータブルUSBスピーカー「OVO」

2018/02/05 編集部:小野佳希
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JDSoundは、フルデジタル伝送による高音質とUSB接続による低遅延性から「動画視聴に最適なスピーカー」だとするポータブルスピーカー「OVO(オヴォ)」について、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE」にて出資を募っている。

OVO

PCなどとUSB接続で利用する小型スピーカー。Bluetoothのようにデータ圧縮やデコードといった手順が不要で遅延が発生せず映像と音声のズレが極めて少ないため、動画視聴に最適なスピーカーだとアピールしている。

利用イメージ

音楽信号をすべてデジタルのみで処理するフルデジタル方式を採用。これにより、従来のアナログ方式と比べると1/3の電力で同レベルの音を出すことができるようにし、限られた電力下でも大きな音を作り出すことを可能にした。また、この方式で作り出された音はアナログレベルでの処理が一切無いため、「サー」というホワイトノイズがほとんど出ないという特性も持つ。

加えて、フルデジタル伝送方式では、スピーカーコイルの直前まで左右チャンネルを完全に分離して処理。アナログ信号が回路上で隣り合うことが無いため、「クロストークの一切無い明瞭なステレオ感を再現することができる」としている。

「ピークパワーアシスト回路」も搭載。音が小さい時は少しずつ内蔵したコンデンサに電力を貯めこみ、激しいシーンに突入した時など突発的にパワーが必要になった時にその電力を使う仕組みを採用した。これにより、音の立ち上がりが高速になりメリハリのある聞き取りやすい音を作り出すという。

192kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応するほか、パッシブラジエーターの搭載によって低音再生能力も強化。なお、USBポートを持たないテレビやオーディオプレーヤー用にアナログ入力回路も搭載。バーブラウン製のADCチップを採用し、192kHz/24bitにサンプリングした後フルデジタル回路に送られる。

募集している出資コースは、定価の30%オフとなる10,800円で製品を入手できるアーリーバードなど。なお、今週末2月10日に中野サンプラザで開催される「ポタ研2018冬」のGREEN FUNDING by T-SITEブースにも本機が展示される。

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