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耳道の違いに対応した2機種を発売

音茶楽、4.4mmバランスに対応した桜材のイヤホン「Flat4-櫻Balance」「Flat4-緋櫻Balance」

公開日 2018/02/02 11:50 編集部:成藤正宣
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音茶楽は、ハウジングに桜材を採用したイヤホン「Flat4-櫻」「Flat4-緋櫻」の4.4mmバランスプラグモデル「Flat4-櫻Balance」「Flat4-緋櫻Balance」を3月2日より100台限定で発売する。価格はいずれもオープンだが、同社直販店での販売価格は「Flat4-櫻Balance」が85,000円(税抜)、「Flat4-緋櫻Balance」が91,800円(税抜)。

「Flat4-櫻Balance」

「Flat4-緋櫻Balance」

Flat4-櫻Balance、Flat4-緋櫻Balanceは、漆仕上げの桜材と液晶ポリマーを使ったハウジングが特徴のデュアルダイナミック型イヤホン。天然塗料である漆は紫外線などで徐々に透け、木目が見えるように変化していく性質を持つため、「使い込むほどに音質も外観もエージングされていく製品」としている。

漆を塗り込んだ桜材をハウジングに採用する

2機種の違いは、中高域の改善のために搭載されている位相補正チューブのサイズ。外耳道が標準サイズの人は「櫻」、外耳道が大きめの人は「緋櫻」を選ぶことで、より高い効果が得られるという。同社では試聴による効果の確認を推奨している。

複数の要素から成り立つ、同社の特許技術である「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用している。2基のエレメント(ダイナミックドライバー)を向かい合わせに配置することで機械的な振動を抑え深みのある低音を引き出し、ドライバーを並列駆動することで低域〜中域の音圧感度を向上。また2つのドライバーを位相補正チューブでつなぐことにより、耳を塞いだ際に起こる6kHzの共振を抑制して中高域を改善。さらに小型の10mmドライバーを音響抵抗なしで搭載しているため、超高音域を出しつつ開放型のような音の広がりが得られるという。

10mmダイナミックドライバーはCCAW線ボイスコイル、高磁力のネオジムマグネット、銅メッキ電磁純鉄プレートとヨーク、歪みの少ないタンジェンシャルレス振動板などを採用する。プラグは日本ディックス製4.4mm5極ストレートプラグで、無酸素銅を使用したプレミアムタイプを採用する。

日本ディックス社のペンタコンプラグを採用

再生周波数帯域は3.5Hz〜45kHz、出力音圧レベルは104dB SPL/mW、インピーダンス18Ω。質量約21g。コンプライイヤーピースとFinal Eタイプシリコンイヤーピースが付属する。

なお本製品は、2月10日から東京・中野で開催されるオーディオイベント「ポタ研2018冬」にて先行発売されるとのこと。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランド音茶楽
  • 型番Flat4-緋櫻Balance
  • 発売日2018年3月2日
  • 価格¥OPEN(直販価格¥91,800)
【SPEC】●ドライバー:10mmダイナミックドライバー×2 ●再生周波数帯域:3.5Hz〜45kHz ●出力音圧レベル:104dB SPL/mW ●インピーダンス:18Ω ●質量:約21g
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランド音茶楽
  • 型番Flat4-櫻Balance
  • 発売日2018年3月2日
  • 価格¥OPEN(直販価格¥85,000)
【SPEC】●ドライバー:10mmダイナミックドライバー×2 ●再生周波数帯域:3.5Hz〜45kHz ●出力音圧レベル:104dB SPL/mW ●インピーダンス:18Ω ●質量:約21g