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ハイレゾ対応パワーアンプ「PRS-D800」も登場

カロッツェリア、ハイレゾ初対応の「サイバーナビ」 ー 10型ディスプレイ搭載の車種専用モデルも

公開日 2017/08/30 19:38 編集部:川田菜月
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パイオニアは、カーナビブランド“カロッツェリア”より、ミュージッククルーズチャンネル対応などエンタメ機能を強化したハイレゾ対応「サイバーナビ」6モデル、サイバーナビの10型ディスプレイ搭載・車種専用機14モデル、エントリークラスの2モデルを9月から、ハイレゾ対応パワーアンプ「PRS-D800」を10月から発売する。

■ハイレゾ対応「サイバーナビ」

エンタメ機能を強化したハイレゾ対応「サイバーナビ」の新モデルを発表
・「AVIC-CL901-M」8型ラージサイズ 240,000円前後
・「AVIC-CL901」8型ラージサイズ 180,000円前後
・「AVIC-CW901-M」7型200mmワイド 220,000円前後
・「AVIC-CW901」7型200mmワイド 160,000円前後
・「AVIC-CZ901-M」7型2D 220,000円前後
・「AVIC-CZ901」7型2D 160,000円前後
※製品名後ろ「-M」がつくモデルは、マルチドライブアシストユニットセット付属

パイオニアのカーナビとしてハイレゾに初対応。最大96kHz/24bitまでをサポートする。また、CD音源などの再生周波数帯域をハイレゾ音源に近づける「マスターサウンドリバイブ」機能を搭載。その他、細かな音質調整が可能な「チャンネル間独立 31バンドグラフィックイコライザー」や「タイムアライメント」機能なども装備する。


マルチドライブアシストユニットセットも用意
同社のハイエンド・カーオーディオ「カロッツェリアX」で培ってきたノウハウを活かして、厳選された高音質パーツを採用しており、『サイバーナビ史上最高の高音質再生を実現する』としている。

場所や時間帯に合わせて650万曲以上の楽曲からストリーミング再生ができる「ミュージッククルーズチャンネル」に対応。さらに、登録した楽曲中心のチャンネルを楽しめる「チェックチャンネル」や、スマホでもミュージッククルーズチャンネルのストリーミング再生を楽しめる「スタンドアローンモード」などを備え、エンターテインメント機能を強化したとのこと。

サーバー上の情報から効率的なルートを提案する「スーパールート探索」、時刻や休日などの割引料金も考慮する「ETC 割引考慮ルート探索」など、最新のナビ機能も備える。また、独自の自車位置精度専用システムと「6軸3Dハイブリッドセンサー」採用による高い自車位置精度を実現するとのこと。

「AVIC-CL901-M/AVIC-CL901」は8型ワイドXGAモニターの、「AVIC-CW901-M/AVIC-CW901」「AVIC-CZ901-M/AVIC-CZ901」は7型ワイドVGAモニターを搭載する。DVDやCD、USBメモリー等からのコンテンツ再生が可能で、Bluetoothにも対応。内蔵メモリは全て32GB。オプション品に、光ビーコンユニット「ND-IB1」、信号の伝送ロスや歪みを低減する電源ケーブル「RD-N001EX」、外部入出力ケーブル「RD-E100EX」などを用意する。

■「サイバーナビ」車種専用・10型ディスプレイモデル


車種専用ユニットを14モデル展開
・「AVIC-CE901SE-M」 330,000円前後
・「AVIC-CE901SE」 240,000円前後
・「AVIC-CE901AL-M」 340,000円前後
・「AVIC-CE901AL」 260,000円前後
・「AVIC-CE901VE-M」 340,000円前後
・「AVIC-CE901VE」 260,000円前後
・「AVIC-CE901VO-M」 330,000円前後
・「AVIC-CE901VO」 240,000円前後
・「AVIC-CE901NO-M」 330,000円前後
・「AVIC-CE901NO」 240,000円前後
・「AVIC-CE901ES-M」 330,000円前後
・「AVIC-CE901ES」 240,000円前後
・「AVIC-CE901ST-M」 330,000円前後
・「AVIC-CE901ST」 240,000円前後
※製品名後ろ「-M」がつくモデルは、マルチドライブアシストユニットセット付属

上述のハイレゾ対応「サイバーナビ」のキーイルミネーション部にテクスチャグラデーション処理を施した、10型10型ワイドXGAモニター搭載の車種専用モデル。

ハイレゾ音源の再生も可能。ミュージッククルーズチャンネル対応、スーパールート探索機能に加え、特別仕様として専用フロアカメラユニットのナビ本体装着が可能となる。その他、ドライブ中でもナビ/AV機能を簡単に操作できる「スマートコマンダー」専用の取付ホルダーを同梱する。

また、対象車種ごとに調整された「高音質エキスパートチューニングデータ」「車種専用セッティングデータ」を内蔵しており、取り付け後すぐに最適なサウンド環境で使用できるとのこと。対応車種は日産セレナ、TOYOTAのアルファード/ヴェルファイア、ヴォクシー/ノア/エスクァイア、HONDAのステップワゴン。

■「サイバーナビ」新エントリーモデル2機種
・「AVIC-CW700 II」7型200mmワイド 120,000円前後
・「AVIC-CZ700 II」7型2D 120,000円前後


エントリーモデルは2モデル用意
「AVIC-CW700 II/AVIC-CZ700 II」は、上述した最新機種から機能を省略したサイバーナビシリーズのベーシックモデル。ハイレゾには非対応となる。スーパールート探索機能やミュージッククルーズチャンネルに対応する。また、オーディオ/カーナビの基板をそれぞれ独立構成とし、ノイズの徹底排除や基板上の信号伝送・電源供給パターンの最適化を図った高音質設計を施している。7型ワイドVGAモニターを搭載、内蔵メモリは16GB。

■ハイレゾ対応パワーアンプ
・「PRS-D800」 35,000円前後


パワーアンプ「PRS-D800」
PRS-D800は、車室内で取り付けやすいよう配慮したコンパクト設計のハイレゾ対応パワーアンプ。厳選された高音質パーツを採用し、独自のノウハウに基づいた音響チューニングを施したことで、ハイレゾ音源の豊かな空気感や臨場感を再現するとしている。また、上位機種でも使用しているリニアテクノロジー社製「高性能ハイスルーレートオペアンプ」を採用する。

定格出力は125W×2(4Ω)、周波数特性は10Hz〜50kHz(+0dB、-3dB)、S/N比は105dB。取付寸法は255W×50H×104Dmm、質量は1.6kg。

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