2018年12月の4K・8K実用放送に向けて

A-PAB、国内初の「左旋円偏波による4K試験放送」を明日11時より開始

編集部:小澤貴信
2017年03月31日
一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、4月1日11時より、110度CSを利用した衛星基幹放送による国内初の「左旋円偏波による4K試験放送」を開始する。

この試験放送は、4K・8K放送の基本的な伝送路となる左旋円偏波の、一番高い周波数(IF帯 3224MHz)を使って行われ、2018年12月より開始されるBS・110度CSによる実用放送に向けた、4K・8K放送の受信・伝送システム、受信機器の開発、試験、検証に用いることを目的としている。

左旋円偏波を利用した放送には従来のアンテナは対応していないため、新たな4K・8K放送を視聴するためには、対応する受信機器およびアンテナが必要となる。

なお、この試験放送は現在市販されているテレビでは受信できないため、一般家庭で視聴することはできない。

A-PABでは、昨年12月1日に開始した「BS 4K・8K試験放送」に続き、この左旋円偏波による4K試験放送を行うことで、2018年に始まる4K・8K実用放送に向けた整備を進めていくとしている。

試験放送の詳細は以下の通り。

放送事業者:一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)
開局日時:2017年4月1日(土)午前11時
基幹放送の種類:試験放送 超高精細度テレビジョン放送
使用衛星:J CSAT-110A(東経110度CS)
トランスポンダ:ND23(中央周波数12.711GHz)
伝送方式:高度広帯域伝送方式
シンボル数:16.878 05Mbaud(60スロット利用)
変調方式:8PSK
放送内容:総合娯楽番組

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