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大賞発表は1月31日

ハイレゾ音源大賞にレコチョクが加入。1月度セレクターはいとうせいこう氏

公開日 2017/01/24 12:57 編集部:押野 由宇
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ハイレゾ音源配信サイト4社合同企画「ハイレゾ音源大賞」に、2017年1月より「レコチョク」が加入。新たに5社サイト合同企画として、1月推薦作品を発表した。

ハイレゾ音源大賞

ハイレゾ音源大賞は「e-onkyo music」「mora」「OTOTOY」「VICTOR STUDIO HD-Music.」の4社により2016年9月よりスタート。この度レコチョクが加入することで5社合同企画となった。また、大賞を選定する1月度のセレクターとして、いとうせいこう氏が参加している。大賞は1月31日に発表予定。

いとうせいこう氏

【レコチョク 推薦作品】
「REVIEW〜BEST OF GLAY〜」(GLAY)

「REVIEW〜BEST OF GLAY〜」(GLAY)

推薦コメント「97年に発売され出荷枚数では500万枚を記録した、 彼ら初のベストアルバムがハイレゾ配信される。 バーニー・グランドマン・マスタリングによるマスターは、 ハイレゾ化によりLRの広がり感が増し、 特にBassラインの際立ち、 生楽器であるドラム・アコースティックピアノ・ストリングスのダイナミクスと倍音の艶やかさは特筆ものだ。 もちろん、 GLAY最大の魅力であるハスキーヴォイスもリアルそのもの。 全体としては、 デジタル音源でありながら、 いやなデジタル臭さがなくアナログ的な音圧感や滑らかさえも感じられる、 GLAYの本質を見事に映し出した一枚だ」


【VICTOR STUDIO HD-Music. 推薦作品】
「Noah's Ark」(ぼくのりりっくのぼうよみ)

「Noah's Ark」(ぼくのりりっくのぼうよみ)

推薦コメント「1月度のオススメは、 アンファン・テリブル、 弱冠18才にして日本の音楽シーンに一石を投じる新たな才能の登場として注目を集める“ぼくのりりっくのぼうよみ”のニューアルバムです。 持ち味である、 卓越した言語力に裏打ちされたリリック、 唯一無二の素晴らしい歌声、 ラッパー/ヴォーカリストとしての表現力はそのままに、 本作では「ノアの方舟」をテーマとした強いメッセージ性と先鋭的なクリエイターとのコラボによるエッジの効いたサウンドが加わり、 デビュー1年目とは思えない高い完成度の作品に仕上がっています。 とにかく知的でクールなライミングと、 ヴォーカルを支えるジャンルレスなサウンドのマッチングが素晴らしく、 ぜひ、 音の広がりと深みを味わえるハイレゾ音源でこのグルーヴにどっぷりと身を浸してみてください」


【e-onkyo music 推薦作品】
「Live at Art d'Lugoff's Top of the Gate」(Bill Evans)

「Live at Art d'Lugoff's Top of the Gate」(Bill Evans)

推薦コメント「1月度のオススメは、 ジャズ・ピアニスト、 ビル・エヴァンスによる『Live at Art d'Lugoff's Top of the Gate』。 この作品は、 1968年10月にNYはトップ・オブ・ザ・ゲイトにて行われたライブの模様を収録したもので、 2012年に初めてCD化されるまでは、 未発表音源として長らく人々に知られることなく眠っていた曰くつきの音源。 そのハイレゾ・バージョンとなる今作は、 カナダの高音質レーベル「2xHD」が、 オリジナルマスター・テープを元にハイレゾ用に新たにプロセシングした作品となります。 「2xHD」らしい見晴らしの良いクリアーなサウンドと、 ライブ収録ならではの臨場感、 そして長らく未発表であったことが悔やまれるほどのクオリティの高い演奏が魅力です」


【mora 推薦作品】
「THE KIDS」(Suchmos)

「THE KIDS」(Suchmos)

推薦コメント「いまだに一番の波及効果をもつ宣伝は何か? それは「口コミ」である。 まさに口コミで広まった新世代バンドSuchmosのジャンルレスな新アルバムが完成。 “サチモ語録”と呼ばれる独特な言葉の使い方が並んだ歌詞、 たゆたいながらも激しくリズムとメロディ。 『良い音楽はリスナーに届く』この言葉が証明されるべき1枚」


【OTOTOY 推薦作品】
「FREEDOM」(BRADIO)

「FREEDOM」(BRADIO)

推薦コメント「2017年1月は、 mouse on the keys、 ONE OK ROCK、 Aoki Yutaka等のハイレゾ良作が多かった。 そんな中で、 SuchmosとBRADIOで最後まで悩んだが、 moraさんで見事にSuchmosがノミネート作品に選ばれたため、 OTOTOYはBRADIOの『FREEDOM』を推薦する。 ロック、 ファンク、 アニソン等のジャンル的多様性をBRADIOというポップスにまとめあげているのは見事だが、 それをなしえるメンバー個々の技術力の高さが、 このアルバムをハイレゾ・アルバムだけでなく、 エンターテイメント・アルバムとして聴くことのできる作品に仕上げている一番の要因。 将来的には、 サザンやウルフルズや、 そういう国民的バンドになって欲しい!」


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