4Kやハイレゾで沖縄を体感

銀座ソニービル リニューアル前ラストの“美ら海”。「Sony Aquarium」開幕

編集部:小野佳希
2016年07月15日
沖縄の美ら海から移送された魚たちを巨大水槽で観察できたり、4K映像とハイレゾ音源による美ら海を体感することなどが可能なイベント「Sony Aquarium」が、本日7月15日より開幕した。会期は8月28日(日)まで。


夏休み時期に毎年開催されているイベントで、入場および各種体験は無料。屋外に設置された大水槽などには実際に沖縄の美ら海から移送された魚が泳ぐほか、デジタルカメラ“α”や液晶テレビ“ブラビア”を始めとしたソニー製品を通して美ら海の魅力を体感できるようになっている。

ソニービルの外観

実際に美ら海から本物の魚を移送

今年のコンセプトは、“エデュケーション”と“エンタテイメント”を組み合わせた「エディテインメント」。ソニー製品を通じて沖縄の自然や生き物について学べる体験型の展示を行う。

美ら海をテーマにデジタルカメラなどのソニー製品を体験できる

沖縄に関連したハイレゾ音源を試聴可能

8F 「コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)」では、同コンセプトに基づいたショートムービー「泣きべそジンと勇気の海」を200インチの大画面で上映。「α7S」と「CineAlta F65」などで撮影した4K映像とハイレゾ音声(96kHz/24bit)によるコンテンツを、同社最上位スピーカー「SS-AR1」と「TA-A1ES」を通して再生する。

200インチの大画面での4K映像とハイレゾ音声でショートムービーを上映

同作品は、美ら海を舞台に繰り広げられる男の子の不思議な体験を描くというもの。目覚めるとジンベイザメによく似た姿に変身してしまっており、何も知らない海の中を冒険することになる主人公の「ジン」の声に、今回が声優初挑戦のアーティスト・トミタ栞さんを起用している。

1Fのエントランスやショールームでは、前述のように“α”で美ら海の魚などを撮影できるほか、ウォークマンとヘッドホン“h.ear on”で島唄や沖縄の自然音などのDSD音源を試聴することなどが可能。子供にも理解できるよう配慮したロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」の展示なども行っている。

ブロックを組み立てて好きな形をつくり、動きをプログラミングする「KOOV」

ソニービルを運営するソニー企業(株)代表取締役社長の菅原健一氏は、「今年でソニービルが50周年という記念すべき年に、このイベントをまた開催できて大変うれしく思う」とコメント。「単に映像だけではなく、様々な体験を通して沖縄を体感してもらえるイベントになっている」とあいさつした。

ソニー企業 菅原氏

本イベントを監修している沖縄美ら海水族館 館長の宮原弘和氏も「2008年に展示されていたタマカイが成長して銀座に返ってきた。銀座初登場の魚もいるので、毎日でも来ていただいて、沖縄の海を感じてもらえたらと思う」と述べ、イベントをアピールした。

沖縄美ら海水族館 宮原氏

なお、以前に発表されている通りソニービルはリニューアルのため来年2017年3月31日をもっていったん営業を終了(関連ニュース)。つまり現在の形での本イベント開催は今年が最後ということになる。来年以降の開催については現時点では未定だという。

こうした背景を受け、8F「OPUS」の壁面にはこれまでのソニービルの歩みを振り返るパネル展示も展開。50年にわたって様々な催し物が行われてきたことが紹介されている。

ソニービル建設時の様子なども

どんな姿にリニューアルして欲しいかを募るメッセージボードも


水中写真家の鍵井靖章氏が撮影した美ら海の写真も

オープニングイベントとして来場者にミス沖縄から切り花のプレゼント


本イベントを長年続けてきたことに対して沖縄県から感謝状も送呈された

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