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中国・美的への東芝ライフスタイル売却を受け

東芝、テレビなど映像事業の新会社「東芝映像ソリューション」を設立

2016/06/08 編集部:小野佳希
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東芝のテレビ・ブルーレイディスクレコーダーなどを扱う映像事業を担当する新会社「東芝映像ソリューション(株)」が6月30日付けで発足する。

現在、映像を含む東芝の家電事業は東芝ライフスタイル(株)が行っているが、映像事業のみを東芝グループに残して、中国・美的集団の子会社であるMidea International Corporation Company Limited(MICC)へ売却することが決まっていた。

今後は、6月30日に東芝ライフスタイルの会社分割により、東芝グループ会社である東芝メディア機器(株)に映像事業を承継。現在は東芝ライフスタイルが保有している東芝メディア機器の全株式を(株)東芝に譲渡し、映像事業は引き続き東芝グループ内で事業を継続する。

東芝映像ソリューションの事業内容は、「テレビ・ブルーレイディスクレコーダー・業務用ディスプレイなどの開発、製造、販売」「基板・筐体設計及び組立、製品組立、自動機組立」「サービス事業(修理、コールセンター業務、シェアードサービス支援業務、技術支援業務、電力事業支援業務」「特定労働者派遣事業」の4点。

青森県三沢市に本店所在地を置き、経営・企画・営業等は神奈川県川崎市、設計開発等は東京都青梅市、コールセンター・修理等は青森県五所川原市にて活動を行う。

資本金は4億9,000万円で、従業員数は約700人。代表者は現時点ではまだ確定していない。

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