HOME > ニュース > iVDRカセット1巻に210曲64時間を収めた映像ソフト『ベルリン・フィルの軌跡』。リニアPCM版も

サイモン・ラトルや小澤征爾ら指揮の複数公演を収録

iVDRカセット1巻に210曲64時間を収めた映像ソフト『ベルリン・フィルの軌跡』。リニアPCM版も

2016/03/01 編集部:伊藤 麻衣
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(株)ジェー・ピーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を収録したiVDR『ベルリン・フィルの軌跡 iVDR Collection』を本日3月1日に発売した。AACで音声を収録した通常版とリニアPCM版とが用意され、価格は通常版が166,000円(税抜)で、リニアPCM版が176,000円(税抜)。


『ベルリン・フィルの奇跡 iVDR Collection』は、ベルリン・フィル管弦楽団が2017年に設立135周年を迎えることを記念して制作された。同楽団が奏でてきた演奏の中から、交響曲/歌劇/ピアノ協奏曲を含む50プログラムと特典1タイトルの全210曲をiVDRに収録した世界初のコレクションで、総収録時間は約64時間にもおよぶ。

作品では、拠点ベルリン・フィルハーモニーでの公演や、プラハ城 スペインホール、ヴァーサ号博物館など欧州各地の19会場で行われた名演を、音と映像で楽しむことができる。

楽団を指揮するのは、サイモン・ラトル、クラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイムに加え、「第58回グラミー賞」で最優秀オペラ録音部門を受賞した小澤征爾を含む、総勢15名のマエストロたちとなっている。

すべてのプログラムに原語曲名に対応した日本語曲名のテロップが挿入されているほか、各プログラムの解説、指揮者/ソリスト/作曲家の一覧表や特典コラムなどを掲載した解説書が付属する。

iVDRカセットは、著作権保護技術「SAFIA(サファイア)」に対応したカセットHDD。一般的なUSB-HDDは録画に使用した機器との接続でしか再生できないが、iVDRではSAFIA対応機器であれば他の機器でも録画データを視聴できる点が大きな特徴。マクセルがiVDR/BD両対応レコーダー“アイヴィーブルー”(関連ニュース)を発売するなどしている。

■作品の概要
『映像で巡る名演撰修 ベルリン・フィルの軌跡 iVDR Collection』
メディアフォーマット:iVDR (iV VIDEO)
映像:ハイビジョン(一部スタンダード)、日本語曲名字幕付
音声:AAC形式 ステレオおよび5.1chサラウンド(一部)
   リニアPCM版形式で収録されたiV VIDEO PLUS版も同時発売
収録内容:
・1〜15 ヨーロッパ・コンサート(15コンサート)55曲
・16〜22 ヴァルトビューネ・コンサート(7コンサート)71曲
・23〜27 ジルヴェスター・コンサート(5コンサート)51曲
・28〜35 バレンボイム モーツアルト後期ピアノ協奏曲集 8曲
・36〜43 アバド ベートーヴェン交響曲選 8曲
・44 マゼール 言葉のない≪リング≫(1コンサート)1曲
・45 チェリビダッゲ『再会コンサート』(1コンサート)1曲
・46〜50 名演セレクション(5コンサート)14曲
・特典 カラヤン ベートーヴェン第九(1コンサート)1曲
全210曲

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