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タイマー操作対応。温度・湿度・照度センサーも搭載

ラトック、スマホを学習リモコンにできるWi-Fi接続ユニット。外出先からも家電操作可能

公開日 2015/11/26 18:18 編集部:小澤 麻実
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ラトックシステムは、スマホやタブレットを学習リモコンとして使えるWi-Fi接続ユニット「REX-WFIREX1」を12月中旬に発売する。価格はオープンだが、14,800円前後での販売が予想される。

REX-WFIREX1

REX-WFIREX1の背面部

主要メーカーのテレビやBD/DVDレコーダー、STB、ホームシアターシステムのほか、エアコンや照明、扇風機などをスマホ/タブレットの専用アプリ(iOS/Android)でまとめて操作できるようにするユニット。スマホ等からWi-Fiで送られてきたリモコン信号を、本機を介して赤外線に変換。各種機器に赤外線を送信することで、機器のON/OFF等の操作を行うことができる。

REX-WFIREX1の利用イメージ

「家中(いえなか)モード」と「家外(いえそと)モード」を用意。「家中モード」は、家のなかのWi-Fiが届く範囲の製品を操作できるモード。赤外線リモコンのように機器の前に移動する必要がないので、たとえば2階の部屋からリビングのエアコンのスイッチを入れたり照明を消したり…といった使い方が可能だ。さらに、決まった時間に設定した操作を行える「タイマー」機能(日時・曜日指定登録対応。最大28件まで登録可)や、ワンボタンで複数機器の操作ができる「マクロ」機能も用意されている。

「家中モード」のイメージ


タイマーやマクロ機能も備えている
「家外モード」は、クラウドサーバーを介して家の外から各種機器操作を行えるモード。家に着く前にエアコンや照明の電源を入れておく…といった使い方ができる。クラウドサーバーの利用料金は不要だ。なお「家外モード」使用時はタイマーやマクロは使えない。

「家外モード」のイメージ

なお「REX-WFIREX1」には「温度・湿度・照度センサー」が搭載されており、アプリ画面で部屋の状況を確認することも可能だ。外出先から自宅の温度をチェックしてエアコンを稼働するかどうかを判断したり、照明の切り忘れがないか確認することができる。在宅中の高齢者やペットの熱中症対策にも活用できるとアピールされている。

専用アプリを使って操作可能

主要メーカーの機器は本機にプリセットされているので、アプリ画面で選択するだけですぐに使用可能(対応機器一覧はこちら)。もちろん登録されていない製品も手動登録が可能だ。赤外線フォーマットに依存しない「万能学習方式」を採用しているため、海外メーカー製品も登録することができる。登録済みリモコンのデータは他のスマホ/タブレットにインポートできるので、機種変更した際や家族間での共有も行える。

対応端末はWi-Fi接続が可能なiOS 8.4以降のiOS端末およびAndroid 4.4以降のスマホ/タブレット。

本体の外形寸法は直径104mm×高さ42mm、質量は約110g。背面には壁掛け用フック穴も備えている。

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