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ベストアルバム2作品が6月24日から配信

美空ひばりのシングル曲が初ハイレゾ化

2015/06/16 編集部:小野佳希
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moraとe-onkyo musicにて、美空ひばりのシングル楽曲を収録したベストアルバムが初ハイレゾ化され、6月24日より配信開始する。

美空ひばりベストアルバム2作品をハイレゾ配信

美空ひばりが民謡やジャズを歌った作品はすでにハイレゾで配信されているが、いわゆるオリジナル曲のハイレゾ化は初めて。初ヒット曲となる「悲しき口笛」から「川の流れのように」までの大ヒット20曲を厳選した『ステレオ録音による 美空ひばりベスト』と、1964年の日本レコード大賞を受賞した「柔」からラストシングルとなった「川の流れのように」までステレオ時代の代表作18曲を収録した『美空ひばりベスト 1964〜1989』の2作品を、いずれも96KHz/24bitで配信する。なお、現時点では価格などは明らかにされていない。

デビュー当時の音源は金属原盤やSP盤から盤起こしされた音源であるため今回は含まれず、テープ録音されたステレオ音源を収録した2種類のベストアルバムをハイレゾ化したと説明。

『ステレオ録音による 美空ひばりベスト』では、「リンゴ追分」「お祭りマンボ」「港町十三番地」などモノラル音源で発売された13作品はステレオで再録音された音源を収録。再録音源の多くは昭和40年代後半にレコーデイングされたアナログのマスターテープからハイレゾ化されている。14曲目の「柔」以降はオリジナルの音源で収録している。

『美空ひばりベスト 1964〜1989』では、グループ・サウンズ全盛期にジャッキー吉川とブルー・コメッツをバックに歌った「真赤な太陽」やセリフ入りの「悲しい酒」。平和を願う名曲「一本の鉛筆」、岡林信康が提供した「風の流れに」、アルバム曲で倖田來未もカバーした「歌は我が命」や小椋佳が提供した「愛燦燦」。闘病から復帰第一弾となった「みだれ髪」などを収録している。

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