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国内テレビメーカー3社も参加

「UHD Alliance」設立。スタジオ・メーカーなど12社が参加、高画質技術の認定プログラム実施へ

2015/01/07 編集部:風間雄介
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ウォルト・ディズニー・スタジオ、20世紀FOX、ワーナー・ブラザーズ、DIRECTV、Netflix、ドルビー、Technicolor、サムスン電子、シャープ、パナソニック、ソニービジュアルプロダクツ、LG電子の12社は米現地時間1月5日、UHD(Ultra High Defintion)Allianceを設立した。

同アライアンスは映画スタジオ、テレビメーカー、コンテンツディストリビューター、ポスプロ/テクノロジー企業で構成されており、4KやHDR、ガンマ、HFR(ハイフレームレート)、オーディオなど、UHDプラットフォームの統合された基準を作るために設立された。今後は12社だけにとどまらず、さらに参加企業が増えることが予想される。

作品の製作から配給、そして機器でのコンテンツ再生に至るまで、一定の基準を満たしたUHDを保証することを目的としている。背景には、品質が低いテレビなどが市場に出回り、消費者がUHDの価値を理解しないまま製品を購入する可能性が高まっているという危機感がある。

具体的には、市場に合わせて柔軟でオープンな基準を設け、それに合致した製品やコンテンツを識別できるようなロゴ認定を行う予定。当初はUHD対応テレビとUHDコンテンツの認定プログラムを開始する。

今後数ヶ月のあいだに、同アライアンスは急速に発達しているUHD技術について、技術的なロードマップを示すための会合を持つ予定だ。

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