HOME > ニュース > ソニー、ハイレゾ対応4Kブラビアや4KアクションカムなどCES出展内容公開

新ウォークマン以外もハイレゾオーディオ目白押し

ソニー、ハイレゾ対応4Kブラビアや4KアクションカムなどCES出展内容公開

2015/01/06 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、米国ラスベガスで現地時間1月6日から開催される「2015 International CES」のブース出展内容を公開した。ウォークマンの新フラグシップに位置づけられる「NW-ZX2(速報&レビューはこちら)」のほか、“ハイレゾ対応”のAndroid搭載液晶テレビ“BRAVIA(ブラビア)”、同社初の4Kアクションカムなどを展開する。

ソニーのブースイメージ

■テレビ製品/ハイレゾスピーカー搭載ブラビアも


X9000Cシリーズ
ブラビアの2015年モデルについて同社は既報の通り、新開発の4Kプロセッサー「X1」やAndroid OSを採用した新しい商品プラットフォームを採用することで商品力の強化を図っている。CESの出展ブース内では筐体最薄部約4.9mmを実現した“X9000C”シリーズや、ハイレゾ対応のスピーカーを搭載した“X9300C”シリーズを含む計3シリーズ11機種を公開する。

X9300Cシリーズには、“ハイレゾ対応仕様”のスピーカーを搭載。放送などの圧縮音源を最大192kHz/24bit相当の音質にアップスケーリングできる独自技術「DSEE HX」も採用する。

4K対応仕様については、動画圧縮規格H.265/HEVCやWebM VP9をサポートすることで、様々な4K配信・放送サービスへ対応できるようにしている。なお、YouTubeは世界中でVP9を採用しており、これによりYouTubeにアップロードされた4Kコンテンツを対応ブラビアで手軽に楽しめる。

■ ソニー初の4K対応アクションカムも

映像関連では、同社初の4K撮影(QFHD・3,840×2,160)に対応するアクションカム「FDR-X1000V」も参考出展する。本機は4K/30p・100Mbpsのハイビットレート撮影に対応。進化した電子式手ブレ補正機能や風音低減機能も初搭載し、アクションカムならではの臨場感ある4K動画撮影が楽しめるとしている。

現行機比で体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化を実現したという4K対応ハンディカム「FDR-AX33」は、広角から望遠までの全範囲でブレを抑える空間光学手ブレ補正機能を4Kハンディカムとして初搭載する。

■新ウォークマン以外にもハイレゾ関連製品が目白押し

ハイレゾオーディオ関連製品としては、既にお伝えしているウォークマンの新フラグシップ「NW-ZX2(速報&レビューはこちら)」のほかに、同モデルとBluetooth接続することで高音質な音楽再生が楽しめるという新ワイヤレスヘッドホン「MDR-1ABT」も初公開する。

また、家庭内で楽しめるハイレゾ対応製品として、ワイヤレススピーカー「SRS-X99」「SRS-X88」、ホームシアターシステム「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」、AVアンプ「STR-DN1060」「STR-DN860」なども公開する。

これらのモデルは、全てSongPal Linkに対応しており、スマートフォンで操作し、部屋にある複数の対応機器で同じ楽曲を同時再生したり、または部屋ごとに楽曲を選択して再生することができるとのこと。そのほか、ハイレゾ対応の車載オーディオプレーヤーの参考展示も予定している。

そのほかにも参考展示品として、小型軽量のヘッドセットにランニングにセンサーと音楽再生機能を搭載した、ランニング向けの一体型スマートウェア「Smart B-Trainer」や、“Life Space UX”コンセプトの新プロダクトとしてLED電球とスピーカーを融合した「LED電球スピーカー」、「ポータブル超短焦点プロジェクター」、音響照明「シンフォニックライト」なども公開予定。

Phile-webではこのあと、現地ラスベガスからソニーブースの詳細レポートを順次更新予定なので、ぜひ参考にされたい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE