これまでにない映像が撮影可能

マスプロ、Kodakブランドの360度アクションカメラ「SP360」を発売

多賀一晃
2014年10月23日
マスプロ電工は、米国のJK Imaging Ltd.との間で、Kodakブランドのデジタルカメラ/デジタルムービーの日本総代理店契約を締結。第一弾商品として360度アクションカメラ「SP360」を11月21日に発売する。

SP360本体

販売はエディオン、カメラのキタムラ、ケーズデンキ、コジマデンキ、ビックカメラ、ヨドバシカメラの店舗とWebで行う。価格はオープンだが、41,500円前後での販売が予想される。

同社代表取締役社長 端山佳誠氏によると、マスプロは地デジショックを想定して2010年より構造改革を進め、新規事業として「セキュリティーカメラ」分野に進出。JK Imaging Ltd. との関係が生まれ、その中でアクションカメラSP360の魅力に惚れ込み、今回の契約に至ったという。異業種参入だが、SP360にそれだけのポテンシャルを感じたわけである。

新しい事業に意欲を見せる、マスプロ電工(株)代表取締役 端山佳誠社長

SP360は、コダックのフィルム箱に透明なドームを設けたような外観。このドームの中に特殊なレンズが入っており、水平方向360度、垂直方向214度の撮影を可能にする。撮影した映像は、専用編集ソフトで見ることができる。

世界初の360度撮影

このカメラの魅力は、水平方向360°、垂直方向240°の映像をフルに使った場合に、今までにない映像を撮れることだ。

多彩な映像表示モード

360度魚眼レンズのような映像のGlobalモード、映像を2分割し180度のビューが上下に映し出されるSegモード、4分割90度のビューが田の字に並ぶQuadモード、180度の2分割映像をリング状に組み合わせて表裏で見せるRingモード、円形ドーム内に貼り付けたDomeモードと多種多様である。なおドーム天頂方向に通常映像を映し出すFrontモードは、4対3と16対9の画角に対応している。

Globalモード

Segモード

これらは視聴する際にセレクトできるので、実際の撮影はこれらを意識することなく、SP360をマウントして撮影するだけで手軽に行える。ただしFrontモードで撮影をする場合は、ドーム天頂を被写体方向に合わせる必要がある。

なおのカメラ画素数は、約1600万画素とHD映像を遙かに超えているため、アクションカメラとは思えないキレイな画が楽しめる。またNFCによるスマホ連携も可能であり、SNSにアップするのも容易だ。

面白いのは動体検知機能やタイムラプス機能を持っていることであり、使用しない時は防犯カメラ、また自然観察などにも使える。私自身、最近セキュリティーカメラを探していたのだが、そこで逸品に出会った。

発表会の様子

アダプターも標準ハウジング、防水ハウジングを始め、自転車ヘルメットのストラップマウント、自転車へのバーマウント、自動車の装着に使える吸盤マウントなど豊富に揃えている。

なお同社は同時に、通常ムービー型のアクションカム SP1、ミラーレス一眼カメラのS-1を発売する。

SP1

S-1

マスプロ電工は、このSPシリーズを中心に、カメラ&セキュリティー分野の売り上げを、3年で20%にしたいとコメントしており、非常に意欲的な姿勢を見せている。


アクションカムSP360主要スペック
●寸法:50(H)×41.1(W)×38(D)mm ●質量:約103g(本体のみ) ●カメラ画素数:1636万画素(フルHD対応)、●撮影範囲:50cm〜∞、●撮影枚数:約360枚(CIPA標準に基づく)、約160分録画(@1080p/30fps)

アクションカムSP1主要スペック
●寸法:51.4(H)×84.7(W)×39.5(D)mm ●質量:約155g(本体のみ) ●カメラ画素数:1424万画素(フルHD対応)

ミラーレス一眼カメラS-1主要スペック
●寸法:67.4(H)×115.7(W)×35.6(D)mm ●質量:約290g(本体のみ) ●カメラ画素数:1683万画素(フルHD対応)

関連記事