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買収総額は4億6,700万ドル

シーラス・ロジック、ウォルフソンを買収

2014/05/09 ファイル・ウェブ編集部
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シーラス・ロジックは、ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスを買収すると発表。両社間で合意に達しており、買収は2014年下期に完了する見通し。

買収総額は2億7,800万ポンド(4億6,700万ドル)。買収資金はバランスシート上の現金と2億2,500万ドルの借入金で賄う。この買収により、ポータブル・オーディオ・アプリケーション向けオーディオIC、ソフトウェア分野におけるシーラス・ロジックのリーダーシップを強化するとしている。

シーラス・ロジックのジェイソン・ロード社長兼CEOは「ウォルフソンはオーディオの世界におけるイノベーションの豊かな歴史、広範なオーディオ製品、トップクラスのお客様を有している。この買収によって、当社は、オーディオ信号処理部品のリーダーとしての中核ビジネスを強化し、ソフトウェアで製品を差別化する能力の向上や、製品ポートフォリオにMEMSマイクロフォンなどの新しい製品カテゴリーを加えることができる」とコメント。

ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスのマイケル・ルトガー会長も「ウォルフソンの取締役会は、このオファーがウォルフソンの株主にとって魅力的だと考えている。マイク・ヒッキーと彼のチームが、ウォルフソンを家電市場向けの高性能オーディオ・ハブおよびMEMSマイクロフォンにおけるリーダーに育て上げたことが今回のオファーを呼び込んだのだと考えている。シーラス・ロジックとひとつになることで、将来の成長に向けて単独の場合よりもはるかに強力な基盤を作り上げることができると考えている」とコメントしている。

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