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ワイヤレスストレージも製品化

サンディスク、世界最大容量「128GB」のmicroSDXCカードを4月発売

公開日 2014/03/05 13:59 山本 敦
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サンディスク(株)は、世界最大記憶容量128GBのmicroSDXCメモリーカード「サンディスク ウルトラ プラス microSDXC UHS-Iカード 128GB」を4月より出荷開始する。価格はオープンだが、3.5万円前後で販売される見込み。また、無期限保証が付く。

128GBのmicroSDXCメモリーカード「サンディスク ウルトラ プラス microSDXC UHS-Iカード 128GB」

付属のアダプター

本製品は2月24日に発売のグローバルアナウンスがされた製品が、このほど正式に日本向けの新ブランドとなる「ウルトラ プラス」を冠し、転送速度も40MBに高速化した製品として発売することが決定したものになる。


最大240MB/秒の書き込み速度を実現した「サンディスク エクストリーム プロ USB3.0 フラッシュメモリー」(写真手前側)も発表
また、最大260MB/秒の読み取り速度と、最大240MB/秒の書き込み速度を実現した「サンディスク エクストリーム プロ USB3.0 フラッシュメモリー」も3月下旬に出荷を開始する。容量は128GBで無期限保証付き。価格はオープンだが、2万円前後で販売される。

microSDXCメモリーカードは、記憶容量の大容量化を実現したことで、従来のSDメモリーカードよりもフルHD動画や音楽ファイル、写真、モバイル端末のアプリを多く保存できる点をアドバンテージとして打ち出す。配信サイトからダウンロードしたハイレゾ音源を保存して、Astell&KernのAKシリーズなどSDメモリーカードによるストレージ増設が可能なハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーの、外部大容量メモリーとして便利に使えそうだ。

読み込み速度はグローバルモデルの30MB/秒よりも速い、40MB/秒の高速転送を実現。CLASS 10とUHSスピードクラス1の両方をサポート。Androidスマートフォンやタブレットなど、SDカードスロットを搭載するモバイル機器での使用も想定して設計されているほか、デジタルカメラやビデオカメラなどの対応機器との組み合わせにも真価を発揮するハイスピード記録媒体として推奨されている。

Androidスマートフォン用にはオリジナルの無料アプリ「SanDisk Memory Zone」を提供。Google Playでは既にベータ版が公開されている。本アプリを使用することで、SDメモリーカードに保存したファイルの管理が簡単にできるほか、新しく追加される「OptiMem」機能ではスマートフォンに保存した写真や動画を自動的にSDカードの方に移し替えることができたり、スマートフォンの内蔵メモリーの残量を管理しながら、予め設定しておいた内蔵メモリーの使用領域を超えるデータが読み込まれた際にはユーザーに通知。自動的にSDカード側に割り振る機能も有する。スマートフォンやタブレットの内蔵メモリーの空き容量を常時確保したい際などに有用な機能になるはずだ。

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