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ボディにプラスチックを採用

アップル、廉価で5色展開の「iPhone 5c」 - 基本仕様はiPhone 5を踏襲

公開日 2013/09/11 05:28 ファイル・ウェブ編集部
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アップルは、スマートフォン「iPhone」の廉価版モデルとなる「iPhone 5c」を発表した。iPhone 5cは日本でも投入され、予約開始は9月13日。9月20日より日本を含む各国で販売を開始するという。

「iPhone 5c」

カラーは5色を用意

カラーはホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーンの5色を用意。ボディはプラスチック製で、アンテナの役割も果たすスチールの強化フレームがベースとなっている。

内蔵フラッシュストレージは16GB/32GBの2タイプ。米国の販売価格は16GBが99ドル、32GBが199ドル。

仕様は基本的にiPhone 5を踏襲し、画面サイズもiPhone 5と同様の4インチ。画面解像度も従来通りの縦1,136×横640ピクセルで、画素密度は326ppi。画面コントラスト比は800対1、最大輝度は500cd/m2となる。

外形寸法は59.2W×124.4H×8.97mmと、iPhone 5に比べて若干大きくなる。質量も132gと、iPhone 5より20g重い。

プロセッサーもiPhone 5と同様の「A6」チップを搭載。背面カメラもiPhone 5を踏襲し、裏面照射型センサー、8メガピクセル、f/2.4、5枚構成の「iSight」カメラを搭載する。

iPhone 5と同様にA6チップを採用する

前面カメラには「FaceTime HDカメラ」を搭載。裏面照射型センサーを搭載し、720p動画の撮影が可能。

動画撮影は、1080p撮影に対応。動画撮影時の手ブレ補正機能が強化されたほか、最大10人までの顔検出機能が備わっている。さらに、動画撮影中に写真を撮影することも、本機では新たに可能になった。

通信では、最大13のLTE周波数に対応。各国の通信方式に合わせて5モデルをラインナップしている。SIMカードはnano-SIMとなる。Wi-Fiは802.11a/b/g/nに対応(802.11nは2.4GHz/5GHz)。Bluetoothは「4.0」対応となる。

センサーについては、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、環境光センサーを搭載している。

充電池はリチウムイオンで、通話時間は3G時で最大8時間とiPhone 5と同様。連続待受時間は最大250時間で、iPhone 5より25時間アップしている。ビデオ再生時間は最大10時間、オーディオ再生は最大40時間。インターネット利用は3Gが最大8時間、LTEが最大10時間、Wi-Fiが最大10時間となる。

コネクターには従来通り「Lightningコネクタ」を採用。iPhone 5と同様に音声アシスタント機能「Siri」にも対応する。

シリコン製の専用ケースを用意し、カラーはホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン、ブラックの5色を展開。ケースの内側にはマイクロファイバーの裏地が採用され、本体を傷つきにくくしている。価格は3,080円(税込)。

シリコン製の専用ケースは6色を用意

対応するオーディオフォーマットはAAC(8〜320 Kbps)、保護されたAAC(iTunes Storeから購入したコンテンツ)、HE-AAC、MP3(8〜320 Kbps)、MP3 VBR、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+)、Apple Lossless、AIFF、WAV。

再生に対応するビデオフォーマットはH.264ビデオが最大1080p/毎秒30フレーム/ハイプロファイルレベル4.1(最大160 KbpsのAAC-LCオーディオ)となるほか、MPEG-4ビデオが最大2.5 Mbps/640 x 480ピクセル/毎秒30フレーム、Motion JPEGが最大35 Mbpsに対応する。

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