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動画専用画像処理エンジン「DIGIC DV III」を採用

キヤノン、スーパー35mm相当CMOSセンサー搭載HDビデオカメラ「EOS C100」

公開日 2012/08/30 17:05 ファイル・ウェブ編集部
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キヤノンは、同社が展開する「CINEMA EOS SYSTEM」の新ラインナップとして、質量1,020gの軽量ボディにオート機能を備えたHDビデオカメラ「EOS C100」を11月下旬に発売する。価格はオープンだが、55万円前後での実売が予想される。

EOS C100

スーパー35mm相当の大型単板CMOSセンサーを搭載するモデルで、有効画素数は約829万画素(3840×2160)。3板システムと同じ信号処理により高画質を達成し、ジャギーやローリングシャッター歪みを抑制するという。ISO感度は最大20000の高感度を実現した。

レンズマウントはEFレンズに対応する。35mmフィルム換算時の焦点距離は、実焦点距離×約1.53。

本機には、キヤノンの業務用ビデオカメラ「XFシリーズ」に搭載されている動画専用の画像処理エンジンDIGIC DV IIIを採用しており、1920×1080までのフルHD動画撮影に対応する。動画撮影時の映像圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264で、音声記録方式は48kHz/16bitのリニアPCMとDolby Digital AC3。ファイルフォーマットはAVCHDとなる。静止画撮影はDCFおよびExif Ver2.3に準拠しており、ファイルフォーマットはJPEG。

記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応。SDカードスロットは2基を備えている。

画面中央の被写体に自動でピントを合わせられる「ONE-SHOT AF」ボタンや、撮影時の明るさに応じてアイリスを自動調整する撮影アシスト機能「PUSH AUTO IRIS」などのオート機能を備えている。

本体には、上方へ100度可動できるバリアングル方式の3.5型液晶モニターを装備する。また156万ドット相当のEVFを搭載しており、一眼レフカメラスタイルでの撮影も可能となる。基本システムのハンドルユニットには、内蔵ステレオマイクとXLRオーディオ入力端子2系統を装備する。2 Stops、4 Stops、6 Stopsの3濃度の切り替えが可能な内蔵NDフィルターも搭載する。

本体サイズは約135W×170H×129Dmm(サムレスト装着時)で、質量は1,020g。


【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90006

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  • ジャンルその他
  • ブランドCANON
  • 型番EOS C100
  • 発売日2012年11月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格550,000円前後)