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月額1,480円/EMIやワーナーなども楽曲提供

【情報追加】ソニー、国内で音楽配信「Music Unlimited」を開始 − iPhoneにも対応予定

公開日 2012/07/03 14:45 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは3日、音楽配信「Music Unlimited」を国内でサービス開始した。料金は1,480円/30日(税込)。加入後最初の30日間は無料で体験できる。なお、海外ではベーシックとプレミアムという2種類の料金プランで展開しているが、国内ではプレミアムに相当するサービス内容のみで展開する。

スマホ向けアプリ「Music Unlimited」

「Music Unlimited」

同社は以前から、2012年中のサービス開始を検討していることを明らかにしていた(関連ニュース)。対応端末はAndroid 2.1以降のスマートフォンやAndroid搭載ウォークマン、Sony TabletなどAndroidタブレット。PS3とPS Vitaでも利用できる。

タブレット向けアプリの画面

加えてパソコンでの使用も可能で、Windows(XP/Vista/7)とMac(OS 10.5以降)の両方に対応。Internet Explorer、Firefox、SafariおよびChromeの最新ブラウザー経由で利用できる。

また7月中旬以降に、ネットワーク対応の液晶テレビ“BRAVIA”(2010年以降に発売のモデル)、BDプレーヤー「BDP-S380」「BDP-S480」、AVアンプ「TA-DA5700ES」に向けたサービスも開始する予定だ。

さらに同社広報へ問い合わせたところ、7月中旬以降にiPhoneとiPod touchにも対応予定であることも分かった。iPad対応についても前向きに検討しているという。

サービス開始当初は、EMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどの主要音楽会社を始め、多数のインディペンデントレーベルなどから許諾を受けた楽曲を提供し、今後、順次追加していくという。現在は洋楽中心のラインナップとなり、一部邦楽を提供している。

Music Unlimitedはクラウド型の音楽配信サービス。クラウド上に約1,000万曲が用意され、検索などを行いながら、ジャンルや年代などでカテゴリー分けされた合計57の音楽チャンネルから好みの楽曲を自由に楽しめる。好きなアーティストの曲や気になる曲を選び、自分だけのライブラリーやプレイリストを作成することも可能。

楽曲の「好き/嫌い」を選択することで嗜好を学習し、嗜好データに基づいて、クラウド上の幅広いライブラリの中から好みに合うと思われる楽曲を自動的におすすめするパーソナライゼーション機能も装備。

お気に入りの楽曲を集めた独自のライブラリを、クラウド上で簡単に作成可能。作成したライブラリを手元の機器で同期させる必要はなく、単一のアカウントで、どの対応機器からでも、いつでも同じライブラリを楽しめる。

またスマートフォンやタブレット、PS Vitaでは、プレイリストやチャンネルをキャッシュすることによるオフライン再生も可能。これにより地下鉄や飛行機など、インターネットに接続できない環境でも、お気に入りのプレイリストやチャンネルを聴取できる。なお、チャンネルをオフライン再生できるのはPS Vitaのみとなる。

パソコンなど自身の機器に保存している楽曲(※著作権保護されていない楽曲のみ)やプレイリストを、「Music Unlimited」が提供しているクラウド上の楽曲と同期させる「Music Sync(ミュージックシンク)」機能も搭載。同期された楽曲とそのリストは、クラウド上にある「マイライブラリ」に自動的に反映され、どの対応機器からでも簡単にアクセスして、音楽を楽しめる。

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