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テレビ&サウンドバー用新技術なども

SRS、3D音場生成の新技術「MDA」など発表

公開日 2012/01/12 18:46 ファイル・ウェブ編集部
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SRS Labsは、スピーカー構成に関わりなく三次元立体音場を生成するサラウンドプラットフォーム「マルチディメンショナルオーディオ」や、PC向けオーディオソリューション「SRS Premium Sound 3D」、テレビおよびサウンドバー用チューニングオーディオツール「SRS PureSound」などの新技術を発表した。

■マルチディメンショナルオーディオ

マルチディメンショナルオーディオ(MDA)は、スピーカー構成に関わらず三次元立体音場を生成できるオーディオプラットフォームで、2012 International CESの会場にて発表された。

5.1ch、7.1chといった一般的なスピーカー構成に依存するチャンネルベースの音声再生ミックス方法ではなく、サウンドトラックのあらゆる音声成分を3D空間でマッピングさせ、1つ1つの空間情報をメタデータとして記憶させる形式となり、ステレオから11.1chを超える多チャンネルなどあらゆるスピーカー構成で簡便に再生プログラムを設定できる。

このMDAを採用したミキシングをすることで、ミキサーが意図した通りの音声の空間情報を維持した音響感を実現できるという。さらに、従来のスピーカー構成のほかに今後の新しいプラットフォームにも互換性を確保することから、将来的にも使い続けられるプラットフォームであるとしている。

■SRS Premium Sound 3D

SRS Premium Sound 3Dは、PCの音質を高めるための新ソリューション。録音コンテンツに含まれる左右の広がり感、奥行き感、上下感を正確に再生し、広がり感のあるサラウンド空間を生成する空間レンダリング技術を採用した。その他にも、圧縮オーディオファイルからクリアなサウンドを復元したり、あらゆる周波数帯で原音に忠実な音声再生を実現するなどの特徴を備えている。

■SRS PureSound

SRS PureSoundは、テレビやサウンドバー用のチューニングオーディオツールで、新開発のハイブリッドEQチューニングツールを導入し、音響心理学を応用した先進低音増強技術と組み合わせていることが特徴となる。

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