日本でも発売を予定

<CES>ゼンハイザー、上位モデル最新機「HD700」を発表 - 今年3月から各国で順次発売

オーディオアクセサリー編集部:浅田陽介
2012年01月11日
ゼンハイザーは、2012 International CESにて、同社ハイエンドヘッドホンの最新モデルとなる「HD700」を発表した。価格は現地価格で999.95ドル。今年3月から順次世界各国での発売が予定されている。日本でも発売を予定しているが、詳細な日程は未定。

HD700

HD700は、これまで世界中のオーディオファイルから高い人気を博してきたHD800とHD650の中間に位置するモデル。外観はHD800をひと回り小型化したような印象だ。

HD800(写真右側)と比較するとHD700の方がひと回り小さい

音の心臓部となるドライバーには、40mm口径のDuoful振動板を搭載。マグネットには強力なネオジムマグネットを採用し、周波数特性は10Hz〜40kHz。

このドライバーはHD800同様、特殊なメッシュ状の素材に覆われているが、これは特許出願中の同社独自技術。これによりさらにドライバーの動きをより正確にすることを可能にしたという。

ドライバーは40mm口径のDuoful振動板を搭載。特殊なメッシュ状で覆ったこの形状はHD800同様の独自構造

また、本機には「Ventilated Magnet System」機構を採用。この機構は、マグネットを正確に配置し、ハウジングの内部に空気の流れを作り出すというもので、ドライバーの不要共振を極限まで抑制するという。これにより、0.03dB(1kHz/105dB)未満の全高調波歪率を実現している。

イヤーカップは耳に対して直接音が届くように角度がつけられており、同社の代名詞ともいえるオープン型を採用したことにより、クリアかつ開放感のあるサウンドを実現したとしている。

耳に対して角度が付けられたイヤーカップ。デザインも薄いメッシュ状の金属が採用されている。LRはイヤーカップ後ろに表記

イヤーパッド部は上質なマイクロファイバーを採用。ここにも同社のロゴがデザインされている

また、肌に直接触れるイヤーパッドには質感のよいマイクロファイバーを採用し、装着感にも配慮。質量は約273gとHD650よりも113g重いこととなるが、装着してみるとその差を感じさせない非常に軽いものとなっていた。

ケーブルがY字に分岐する部分のデザインはHD800を踏襲

なお、インピーダンスは150Ω、プラグは6.3mmステレオ標準でケーブルの長さは3mで着脱式。同社のハイエンド機らしい、オーディオファイルへ向けたこだわりが凝縮されたモデルといえるだろう。

プラグは6.3mmステレオ標準を採用

HD800、HD650と同様にヘッドホン側の端子も着脱可能となっている

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