エレクトロニクスがもたらす新たな「くらし革命」

<CEATEC>パナソニック大坪社長が基調講演 − 今後のキーワードは「エコ&スマート」

ファイル・ウェブ編集部
2011年10月05日
今回のCEATECでは、パナソニック(株)社長の大坪文雄氏による基調講演も実施。「エレクトロニクスがもたらす新たな『くらし革命』」と題してスピーチを行った。

大坪文雄氏

「実は私も掃除機をかけるのが得意だ」という言葉で聴講者の笑いを誘いながら、まず大坪氏は電化製品の歴史に言及。電化製品の普及によって家事への負担が減った結果として、社会進出する女性も増えたことに触れたほか、「今や一家庭に約100台もの電化製品が入っていると言われるが、今年3月の震災では電気が止まることの影響をまさに痛感させられた」と述べて、エレクトロニクスが文字通り生活になくてはならない存在となっていることを改めて紹介する。

家電の普及で家事の時間が大幅に削減されたという統計も紹介

各種電化製品の普及率も紹介。様々な製品が「一家に1台」となっているとした

しかしその一方で、今後は世界の総人口が90億人を突破するという予想もあることなどに触れて「このままでは今の豊かな暮らしは必ず立ちいかなくなる」とコメント。新しい価値観が必要だと述べ、それが「Eco & Smart」というキーワードであるとする。

新興国の成長などで特に中間所得者層が増え、それにより食料やエネルギーも足りなくなると説明

キーワードは「Eco & Smart」

その価値観に基づき、パナソニックでは2018年に迎える創業100周年に向けて「創業100周年ビジョン」を制定したことを紹介。スマートグリッドなどに代表される「Green Life Innovation」と、リサイクルなどにも配慮した「Green Business Innovation」を基に、「エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』」を目指すとした。

創業100周年ビジョン

ただし大坪氏は「エコの追求のために便利さや快適さを犠牲にするのではない」ともコメント。同社のAV機器にも搭載されている「エコナビ」や、ジェスチャーコントロールなどによるユニバーサルデザインに触れながら「知らないうちに最適」「自然に使いこなす」ことが求められていると述べた。

「エコナビ」などにも言及

また、「つながるテレビ」というキーワードを用いて、テレビがインターネットに接続できる意義にも言及。「ビエラにリンク!」や「お部屋ジャンプリンク」の便利さ、「ビエラ・コネクト」(関連ニュース)にも触れてクラウドとの連携でテレビがさらに進化するとし、「CEATECのブースでも紹介スペースを設けている。新しいテレビの可能性をぜひ体感していただきたい」と語った。

「つながるテレビ」の魅力を紹介

「ビエラ・コネクト」も紹介

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