音声振動スマホも登場

<CEATEC>「タッチパネルなのにクリックできる?」− KDDIブースに新感覚スマホ登場

ファイル・ウェブ編集部
2011年10月04日
■「タッチパネルなのにクリックできる?」− 新感覚スマホ登場

KDDI(株)のブースには、ソフトキーボードで物理キーボードを押したときのようなクリック感が得られる「新感覚スマートフォン」と、音声振動レシーバーを搭載した「新聴覚スマートフォン」の試作機が登場した。今回展示されているのは京セラ製の端末で、どちらも製品化を目指して開発を行っている最中だという。

2つの新スマートフォン“新感覚”と“新聴覚”

ソフトキーボードで物理キーボードのクリック感が得られる「新感覚スマートフォン」

「新感覚スマートフォン」は、「押圧センサー」と「リアル振動機能」を搭載し、ある一定の押圧を感知するとリアル振動機能が作動して、周波数や振り幅などキークリック時の振動を再現するもの。実際に操作すると指に「カチッ」という振動が伝わり、物理キーボードを押したときのような手応えが感じられる。

実際にキーボードを打つときのようにぎゅっとタッチパネルを押すと、「カチッ」というクリック感が指に伝わる

ネットブラウザでは、リンクにカーソルを合わせてからぎゅっと押すことでクリックできる。間違えてリンクをタップすることも防げる

「新聴覚スマートフォン」は、本体に搭載した新開発の内部レシーバーの振動によって耳に音声を伝達するもの。スマホの振動が耳内で音に変換されて、音声が聞こえる。例えば耳栓をしていても、振動によって音声を聴き取ることができる。実用化すれば、騒音下やヘッドホンをつけたままでも通話が行いやすくなる。

振動で音声を伝達する「新聴覚スマートフォン

スピーカーではない位置を耳に当てても音声が聴こえる

■自由視点コンサート

音楽演奏中の映像をあらゆる角度から自由に視聴できる「自由視点コンサート」の技術も参考出展された。

「自由視点コンサート」のデモ

視点を変えて、上下左右斜めなどのあらゆる視点からコンテンツを楽しむことができる

カメラ映像およびマイク音源から、演奏者の3次元形状モデルと舞台全体の3次元音場を高速かつ高精度に分析する技術で、視点が変わるだけでなく、各楽器の音量バランスや会場の反響音なども視聴角度に合わせて変化する。今年度中の実用化を目指しているとのことで、コンテンツ込みのアプリケーションとして配布する形を想定しているという。

■2011年最新スマートフォンや最新サービスが勢揃い

また、会場には「HTC EVO 3D ISW12HT」「MOTOROLA PHOTON ISW11M」「ARROWS Z ISW11F」「DIGNO ISW11K」「AQUOS PHONE IS13SH」「MEDIAS BR IS11N」など、先日発表された2011年秋冬モデルのスマートフォンが勢揃い。タッチアンドトライコーナーが設けられ、多くの来場者で賑わっていた。

国内初のWindows Phoneも

「WiMAX」も大きく訴求

また、同じく先日発表されたばかりの写真自動バックアップサービス「au one Photo Air by Eye-Fi」のデモや、新機能を追加しバージョンアップした「LISMO Player (Ver.2.0)」も紹介している。


■最新ネットワークサービスも

さらにブース内では、LTE通信のデモも行っている。現在KDDIでは800MHz帯での使用に向けて準備段階とのことで、実際のLTEサービス開始は2012年末を予定しているという。サービス開始と併せて、LTE対応タブレットやスマホなど新製品の展開も想定しているとのことだ。

2012年末に開始予定のLTE通信サービスのデモも実施

タブレット連携やAndroid搭載STBを介したテレビの楽しみ方もアピールしている

また、昨年のCEATECでも参考出展されていた(関連ニュース)、Android搭載STBとスマートフォンを連携させ、家でも外出先でも便利にコンテンツを視聴する技術も展示。また、「タブレットで広がるテレビの楽しみ方」として、撮影した写真をPCやスマホから送信し、Android搭載STBで受信してテレビで視聴するなど、今年はSTBとタブレットの連携も訴求している。

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