HOME > ニュース > 日立、実際の物体に立体映像を重ねて鑑賞できる裸眼3D技術を開発

CEATEC JAPAN会場で展示予定

日立、実際の物体に立体映像を重ねて鑑賞できる裸眼3D技術を開発

公開日 2011/09/30 17:36 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)日立製作所は、実際の物体に立体映像を重ねて表示し、メガネなしで複数名が同時に鑑賞できる裸眼3D表示技術を開発した。


システムの構成図
今回同社が開発した立体映像表示技術は、24台のプロジェクターによる映像情報を、複数枚を組み合わせたレンズとハーフミラーを用いて実空間に立体表示する技術。水平60度、垂直30度の視野範囲を実現している。実際の物体に立体映像を重ねて表示でき、物体を移動するとカメラセンサーによって、物体の位置と角度を認識して、その動きに合わせて立体映像も自動的に位置と角度を変更しながら、物体と重ねて表示することができる。


物体と立体映像を重ねた様子
同社では大勢の人々が往来する場所に設置するデジタルサイネージをはじめ、様々な分野に活用できる技術であると説明している。本技術展示は10月4日から開幕する「CEATEC JAPAN 2011」の日立ブースに出展される。

>>日立のCEATEC JAPANブース概要

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE