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新画像エンジンやAF速度、撮影機能などを向上

リコー、“GR史上最高画質”のコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL IV」を発売

2011/09/15 ファイル・ウェブ編集部
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(株)リコーは、“GR史上最高画質”のコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL IV」を10月中旬より発売する。価格はオープンだが、8万円前後での販売が予想される。

本機は「GR DIGITAL III」の後継機で、新画像エンジンの搭載と光学フィルターの改良により“GR史上最高画質”を実現したというモデル。


GR DIGITAL IV
有効画素数は約1,000万画素。撮像素子には1/1.7型CCDを搭載している。画像エンジンには新開発の「GR ENGINE IV」を搭載し、色再現性向上や高感度撮影時の色ノイズ低減を実現。また、光学フィルターの改良と画像処理の最適化により、SFR特性(空間周波数応答)を向上させた。

レンズは色収差や歪曲収差を抑えた「GR LENS 28mm/F1.9」を採用。6群8枚で、F値はF1.9〜F9。焦点距離は35mm判換算で28mmとなる。約4倍までのデジタルズーム機能を搭載する。

独自開発の外部AFセンサーをCCDコントラストAFと併用する「ハイブリッドAFシステム」を採用。前モデルの約半分となる最短約0.2秒AFを実現した。

また、アルゴリズムの改良によりCCDコントラストAF方式のみで行うマクロAF速度も向上。最大約1/2の短縮を実現した。

GR DIGITALシリーズとして初めて「イメージセンサーシフト方式ブレ補正機能」を採用。シャッタースピード換算で最大3.2段分の補正効果を実現し、F1.9レンズと併せて暗いシーンでの撮影能力が向上したという。


3.0型のVGA液晶モニターを搭載
ディスプレイには、3.0型のVGA液晶モニターを採用。約123万画素表示が可能だ。前モデルより約1.7倍の高輝度を実現し、屋外での視認性を高めたとのこと。また、被写体の明るさに応じてカメラが自動でディスプレイの輝度を調整する機能を追加し、撮影環境の変化による視認性低下を抑えるという。


ポップアップフラッシュを内蔵した
そのほか、撮影機能やシーンモードを拡充。白飛び・黒潰れを軽減する「ダイナミックレンジ補正」機能を搭載したほか、「オートブラケット機能」を強化。「コントラストブラケット」「ダイナミックレンジ補正ブラケット」、任意で選択した2つの画像設定を加えた3枚を記録する「画像設定ブラケット」を用意した。また、星空などの撮影に便利な「インターバル合成モード」も備えた。

画像設定では、「ポジフィルム調」「ブリーチ バイパス」などを追加。多重露光撮影や、バルブ撮影機能も搭載している。

また、電子水準器機能を強化し、水平方向に加えアオリ方向の検知も可能に。ユーザーが好みで設定できる「マイセッティング」の数も、従来の6種類から12種類に拡張した。

そのほか、カスタマイズサービスの新メニューとして、グリップ交換サービスをスタートする。木目調/カーボン調/レザー調の樹脂製グリップを、好みで選択することが可能だ。

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  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドRICOH
  • 型番GR DIGITAL IV
  • 発売日2011年10月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格80,000円前後)