営業利益は前期比41.2%減

オリンパス、2010年度決算はデジカメなど映像事業の売上減収

ファイル・ウェブ編集部
2011年05月11日
オリンパス(株)は、2010年度通期の連結業績決算を発表した。2010年4月1日から2011年3月末までの期間、連結売上高は約8,471億円(前期比4.1%減)、営業利益約354億円(前期比41.2%減)、当期純利益は約74億円(前期比84.5%減)と、前期より大きく下げる結果となった。

2010年度通期の連結業績

医療事業や情報通信事業は増収だったものの、為替の影響や映像事業での減収により売上高は前期比4.1%減収。営業利益も、為替の影響や映像事業での損失計上により前期比41.2%減となった。また当期純利益の大幅な減少(前期比84.5%減)は、2009年度は分析機事業の譲渡に伴う特別利益を計上していたことが理由のひとつとなる。

各部門のうち、特に映像事業の連結売上高は約1,314億円(前期比24.9%減)。営業損失は約150億円で、約33億円の営業利益を計上した前期と大きく様変わりした。

デジタルカメラ分野では“PEN”シリーズが国内やアジアで売上を伸ばしたほか、録音機分野でもICレコーダーの新製品Vシリーズが好調に推移した。しかし、為替の影響や、コンパクトカメラの競争激化に伴う販売台数の減少、販売単価の下落により、売上が減収となったという。

なお2011年度の通期連結業績予想については、「東日本大震災の影響により、現時点では合理的な算定が困難」とのことから、今回は発表していない。

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