5インチ有機EL搭載

【更新】SCE、携帯ゲーム機新モデル「NGP」を発表

ファイル・ウェブ編集部
2011年01月27日
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、携帯ゲーム機“PSP”の後継機、コードネーム「Next Generation Portable」(略称:NGP)を発表した。年末を皮切りに順次発売するという。価格は明らかにされていない。

NGP。5インチ有機ELディスプレイを搭載する。ディスプレイの下には「PlayStation」のロゴも印字されている

ホワイトモデルも用意されている

ディスプレイは5インチの有機ELで、画素数はこれまでのPSP(480x272ピクセル)のちょうど4倍となる960×544ピクセル。アスペクト比は16対9。約1,677万色表示が可能だ。NGPのディスプレイはコントラスト比が高く、視野角が広い点も特徴となる。

「PlayStation Meeting」でNGPを発表したSCE代表取締役社長 兼 グループCEOの平井一夫氏

画面を表示したところ

操作面では、前面ディスプレイがマルチタッチ操作対応であるだけでなく、本体の背面にもタッチパッドを搭載したことが大きな特徴。

前面の5インチ有機EL液晶ディスプレイはマルチタッチに対応

背面タッチパッドは前面ディスプレイと同じ幅のため、違和感のない自然な操作が可能。マルチタッチにも対応している。同社では、前面ディスプレイのタッチ操作と組み合わせることで、画面を「つまんだりひねったりする動作が可能になる」と説明している。

背面にもタッチパッドを備える

背面のタッチパッド操作のイメージ

ハードウェアボタンでは、画面の両脇に2つのアナログスティックを装備した点が特徴。ほかにPSボタン、電源ボタン、上下集の方向キー、アクションボタン(△○×□)、L/Rボタン、START/SELECTボタン、音量のアップダウンボタンを装備する。

カメラもフロントとリアに一つずつ、計2つ備えている。それぞれの撮像素子の種類、解像度などは現在のところ公開されていない。

CPUは「ARM Cortex-A9 core」で、4コア構成のものを搭載。GPUは「SGX543MP4+」を採用している。

メディアはフラッシュメモリーベースの小型専用カード「NGP専用カード」を採用。将来の大容量化も可能という。

IEEE 802.11b/g/n(nは1×1)のWi-Fiだけでなく、3G通信機能を搭載したのが大きな特徴。携帯電話網を使ってネットワークに接続し、様々なデータを送受信したりすることが可能となっている。なお、3G回線を提供するキャリアや、3G回線の使用料などは、本日の発表会では明らかにされなかった。またNGPはBluetoothも搭載し、2.1+EDRに準拠。A2DP/AVRCP/HSPの各プロファイルに対応している。

そのほか、GPSや6軸のモーションセンサー、3軸の方位センサーなども備えている。

サウンド面では、ステレオスピーカーを内蔵しているほか、マイクも備えている。

ネットワーク機能は「LiveArea」を搭載。Wi-Fi/3G通信機能を使ってユーザー同士の交流などが可能だ。また、位置情報をベースにしたARソーシャルサービス「Near」も提供。Nearでは、自分が移動した場所をクラウド上に記録。あとから立ち寄った場所のゲームランキングを表示したり、近くにいたユーザーの情報を閲覧して交流したり、といった使い方が想定されている。

ユーザーインターフェースは新規開発の「LiveArea UI」。タッチ操作が行え、「触っていて楽しいユーザーインターフェースを目指して新規に開発した」という。

「LiveArea UI」

PlayStaiton Storeもタッチ操作対応に

デザインは「スーパーオーバルデザイン」がコンセプト。NGPの本体外形寸法は約182.0W×18.6H×83.5Dmm(予定、最大突起部除く)、質量は未公表。

カプコンのデモ。「MT Framework」のNGP版を動作させた

セガの名越氏はPS3用「龍が如く」最新作のリアルタイムデモをNGP用に修正したものをデモ


コーエーテクモゲームスは無双シリーズの試作版をデモした
なお、新ゲーム機「NGP」では、別項で紹介するAndroid向けのゲームプラットフォーム「PlayStation Suite」対応のゲームを遊ぶことが可能。さらに、これまでのPSP向けダウンロードゲームもプレイすることができる。

上部。電源ボタンや音量の上下ボタン、L/Rボタンなどを装備

下部。イヤホンジャックが見える


右側面

左側面

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