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録画用HDD「REC-iN」320GBモデルも

アイ・オー、コピーワンス番組を複数バックアップできる “RECBOX”新モデルを発売

2010/11/17 ファイル・ウェブ編集部
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(株)アイ・オー・データ機器は、NAS“RECBOX”の新製品として、新たに2.5インチHDD「REC-iN」用スロットを搭載した「HVL-AVR」を11月末より発売する。価格は25,410円(税込)。また、「REC-iN」の320GBモデル「RHDM-320」も12月中旬より7,560円(税込)で販売する。

HVL-AVR

RHDM-320

1TBのHDDを内蔵し、DLNAおよびDTCP-IPに対応したNAS。新たに録画用HDD「REC-iN」用スロットを搭載し、HDD容量の追加を簡単に行えるようにした。

背面端子部の様子

パソコンやテレビに搭載されたウェブブラウザーを使って、内蔵HDDとREC-iN間のコンテンツのムーブが可能。これにより、例えばドラマやスポーツなど好みのコンテンツだけを収録したREC-iNを保持しておくような使い方もできる。なお、ブラウザ搭載テレビを使用してムーブを行う場合には、テレビのリモコンを使って操作が可能。

さらに、特許出願予定という新技術により、内蔵HDDとREC-iNカートリッジ内のコンテンツ情報の紐付けに成功。両製品間でのムーブは通常のムーブとは異なる扱いになっており、例えばコピーワンスの番組でも複数のREC-iNカートリッジにバックアップできるようになった。

なお上記システムで保存したコンテンツは、ムーブを行った製品本体のみで再生可能。著作権保護のため、RECBOXからほかの機器にムーブした録画コンテンツは自動的に消去される。その際に残ったほかのREC-iNカートリッジ内の同一コンテンツも、RECBOX本体に挿入した際に順次自動消去されるため、再生できない不要なデータが残らない仕組みになっている。

また、本システムでは製品本体のメモリー上にコンテンツリストを保持。このため、内蔵HDDの不良で修理を行い、同HDD内の録画データが失われたような場合でも、バックアップをとっておいたREC-iNカートリッジからコンテンツ復旧が行える。なお、コンテンツリストは1万件まで保持できるという。

スカパー!HDチューナーと組み合わせてスカパー!HDのハイビジョン録画が可能など、そのほかのスペックは従来機の「HVL-AV」シリーズ(関連ニュース)から踏襲。USBメモリーを本体に接続するだけで設定可能な「Easy Setup on USB」を利用できるほか、DigiOn社製のテレビ番組視聴・録画アプリ「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」も無料ダウンロード提供する。

なお、REC-iNは東芝の液晶テレビ“REGZA”シリーズのUSB HDD録画モデルに対応した録画用HDD(関連ニュース)。2.5インチサイズのHDDを採用した同社独自のカートリッジ規格で、500GBモデル、およびPC接続用のアダプターと500GBのHDDがセットになった「RHDM-U500」が既に発売されている。より安価な320GBモデルが今回新たに追加された格好だ。

【問い合わせ先】
アイ・オー・データ機器
インフォメーションデスク
TEL/03-3254-1076

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルハードディスクレコーダー
  • ブランドI-O DATA
  • 型番HVL-AVR
  • 発売日2010年11月末
  • 価格¥25,410(税込)
  • ジャンルその他
  • ブランドI-O DATA
  • 型番RHDM-320
  • 発売日2010年12月中旬
  • 価格¥7,560(税込)