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「ジェスチャーコントロール機能」も搭載

富士通、3D対応デスクトップPCを発売 − Blu-ray 3D/2D-3Dリアルタイム変換/オリジナル3Dコンテンツ作成対応

2010/06/09 ファイル・ウェブ編集部
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富士通(株)は、Blu-ray 3Dコンテンツの再生や、リアルタイム2D-3D変換機能、内蔵3Dカメラによるオリジナルの音声付き3D動画の撮影も楽しめるデスクトップPCのフラグシップ「FH550/3AM」を6月17日に発売する。


FH550/3AM
価格はオープンだが、同社のWeb直販サイトでの販売価格は199,800円(税込)。同社では今後、PC事業のグローバルビジネス拡大に向けてノートPCを「LIFEBOOK」、デスクトップPCを「ESPRIMO」のシリーズ名で展開する。本機は、ESPRIMOシリーズのフラグシップモデルに位置づけられる。

本機は3D対応20型ワイド液晶ディスプレイを採用したオールインワンタイプのデスクトップPC。ディスプレイは解像度1600×900ドット表示対応のスーパーファインVX液晶。基本OSにはWindows 7、CPUにはインテル Core i3-350Mプロセッサー(2.26GHz)を採用し、内蔵HDDは1TB、メモリーは4GB、スーパーマルチドライブ機能対応BDドライブを搭載する。また2基の地上デジタル放送対応チューナーの他、約130万画素のWebカメラを2台内蔵する。

同社のPC製品として初めて3D対応を実現した製品となり、“一台のPCで3Dを見る・変える・作る”というコンセプトを掲げている。本機は「Blu-ray 3D」のコンテンツ再生に対応している。3D映像表示には円偏光方式を採用し、チラツキの少ない3D視聴環境を実現しているという。約21gの軽量な3D視聴用のメガネを1本標準で付属しており、複数人数での視聴も楽しめるよう、税込3,980円で別売オプションとしても用意される。また、購入してすぐに3Dコンテンツが体験できるよう、ゴルフレッスン用の3D映像「VisionGOLF 3Dダイジェスト」やオリジナルの3D風景映像、3Dで楽しめる熱帯魚の観賞ソフト「タッチで熱帯魚!」をプリインストールしている。

リアルタイム処理に対応した2D-3D変換機能も搭載されている。これにより市販のDVDやゲームの2D映像を3D変換して楽しめる。また内蔵のWebカメラは音声付き3D動画や3D静止画の撮影にも対応しており、オリジナルの3Dコンテンツをユーザーが自作して楽しめる。

本機では地上デジタル放送の録画が楽しめ、2番組同時録画も行える。内蔵Webカメラでユーザーの手かざし動作を認識して、コンテンツの再生・停止、テレビ放送のチャンネル変更や音量調整などをキーボードやマウスに触れずに行える「ジェスチャーコントロール機能」も搭載している。また最新のオフィス統合ソフト「Microsoft Office 2010」も搭載している。

なお、本機の他に時期を同じくして、独自開発のLSI「DixelHD エンジン2」を搭載し、フルHD解像度による「長時間10倍録画」に対応したオールインワンモデル「FH900/5AD」も発売される。

同社のWebショッピングサイト「WEB MART」ではメモリーやHDD容量などのスペックを選択してオーダーできる「FMVカスタムメイドモデル」も販売している。

【問い合わせ先】
富士通 購入相談窓口
TEL/0120-719-242

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トピック

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  • ジャンルPC/AT互換機(デスクトップ)
  • ブランドFUJITSU
  • 型番FH550/3AM
  • 発売日2010年6月17日
  • 価格¥OPEN(直販サイト価格:199,800円・税込)