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ホンダには3/31までに新株式発行

パイオニア、三菱化学/三菱電機と協業を行うことで合意

公開日 2010/02/10 17:25 ファイル・ウェブ編集部
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パイオニア(株)は、三菱化学株や三菱電機(株)と業務提携を行うことを発表した。

■三菱化学と有機EL照明を中心とした協業を実施

2月9日付けのパイオニア取締役会にて三菱化学との資本提携に関する最終合意書を締結。さらに業務提携を円滑に進めるため、三菱化学を割当先とする第三者割当による新株式発行を実施することを明らかにした。

両社は平成14年より異業種間連携を進めており、昨年は塗布型有機ELの共同開発を実施するなどの研究成果を得ているとのこと。業務提携後はこの塗布型有機EL照明の共同開発と事業かの検討を行うが、具体的な内容についてはこれから協議を進めるという。

第三者割当によって発行される新株式は、普通株式240万株。調達資金は9億1,280万円。

■三菱電機とはカーナビ開発を中心とした協業を実施

同日の取締役会では、三菱電機との資本提携契約も締結された。両社はカーナビゲーションシステムの開発を中心に協業。三菱電機を割当先とする第三者割当による新株式発行を実施した。

カーエレクトロニクス事業をコア事業と位置付けるパイオニア。開発力強化と開発効率向上を図るべく、これまでも三菱電機とカーナビゲーション・プラットフォームの開発を共同で行ってきたという。業務提携により、パイオニアのサーバー関連・地図関連の技術と、三菱電機のプラットフォーム開発力・車輌連携技術とを融合し、今後のカーナビゲーションの情報センター化に向けた技術革新に対応していく考えだという。

第三者割当によって発行される新株式は、普通株式1千万株。調達資金は38億350万円にのぼる。

■ホンダには3月31日までに新株式発行

また、延期されていた本田技研工業(株)に対する第三者割り当てによる新株式発行の進捗状況も発表。3月31日までに本新株式発行による払い込みを完了することで両社が合意したしたことを明らかにした。

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