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パナソニック、3Q連結決算を発表 − 直近三ヶ月は黒字計上/通期見通しも上方修正

公開日 2010/02/05 18:54 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニック(株)は、2009年度第3四半期の連結決算を発表した。今期は売上高5兆2,199億円(前年同期比16%減)、営業利益が1,299億円(同49%減)、税引前利益が546億円(同62%減)。なお2009年12月付けで子会社化した三洋電機(株)の経営成績については第3四半期の損益に含まれていない。

資材調達コストダウンや設備投資の抑制、在庫の圧縮などに取りくみ、直近3ヶ月(10〜12月)は前年同期比増収に転じたものの、第2四半期までの影響もあり前年同期比16%減とした。

商品部門別売上は、デジタルAVCネットワーク部門が2兆4,266億円(前年同期比15%減)。このうち映像・音響機器は1兆2,908億円(同10%減)。BDレコーダーや国内向け薄型テレビは好調だったものの、デジタルカメラや海外向け薄型テレビの売り上げが減少したという。情報・通信機器は1兆1,358億円(同20%減)。こちらはノートパソコンや周辺機器の売り上げが低調だったという。

さらに、三洋電機グループを連結子会社としたことに伴い、2009年度通期の見通しを情報修正。三洋電機グループの第4四半期の業績ならびに連結化の影響を加味し、売上高は7兆3,500億円(前年比95%)、営業利益1,500億円(前年比206%)、税引前損失400億円とした。

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