「DTS Premium Suite」のデモも紹介

【CES】DTS、ポータブルオーディオ機器向けの技術「DTS Envelo」に新たな動き

ファイル・ウェブ編集部:小野佳希
2010年01月09日
DTSブースは同社の様々なフォーマットの解説を行うとともに、最新のDTSテクノロジー採用製品を一堂に紹介する内容になっている。


ブースの頭上に飾られている同社ロゴのオブジェ

各技術やテーマごとに紹介スペースを用意
特に注目したいのが、昨年のCESでその存在が明らかにされた(関連ニュース)ポータブルオーディオ機器向けの技術「DTS Envelo」だ。

コーナーの傍らには、同技術を採用したNEO FIDELITY社のプロセッサーによるiPodドックシステム「NMP-5230」が展示されており、「Enveloはチップの量産が始まったところで、今後はiPodのドッキングステーションで展開していく予定。NEO FIDELITY社のICチップを採用した製品がもうすぐいくつか登場してくるだろう」と、具体的な動きが加速しているという説明を聞くことができた。


NEO FIDELITY社製のDTS Envelo評価ボード「NMP-5230」
また、PC向けのDTSテクノロジーをパッケージ化した「DTS Premium Suite」の紹介コーナーでは、同パッケージに含まれている「DTS Symmetry」のデモを実施。視聴コンテンツや入力ソースの違いによって生じる音量レベルのばらつきを自動的に補正する同技術の実力を、実際に体験できるようになっている。


デモコンテンツを「DTS Symmetry」がOFFの状態とONの状態で続けて視聴して効果のほどを体験できるようになっている
そのほか、放送向けのエンコード技術「DTS Neural Surround」がそのクオリティの高さから衛星ラジオ放送局などを中心に採用例がますます増えていることや、BDソフトにおいても「トランスフォーマー」や「ウォッチメン」など「DTS-HD Master Audio」を採用したヒット作が2009年に数多く登場したこと等を紹介。同社の先進技術が幅広く支持を受けていることを来場者にアピールしている。

マルチチャンネルでのダイアログを残したまま2チャンネルにダウンミックスが可能なため、エンドユーザーが同技術対応製品で放送をよりリアルなマルチチャンネル音声にで楽しめるようになる

それほど映画に詳しくない人間でも絶対に知っているであろう大ヒット作が数多く「DTS-HD Master Audio」を採用している

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