“サーフェース”の展示も人気

【CES】マイクロソフト、Zune HDとXBOX360の連携をデモ − ネットサービスによる飛躍もアピール

一条真人
2010年01月09日

Microsoftのブース
マイクロソフトは言うまでもなく、世界最大のソフトハウスだ。しかし、現在、そのビジネスは単なるOSやオフィスなどのビジネスアプリケーションにとどまらず、BingのようなWebサービス、XBOXのようなゲーム機およびゲームソフト、メディアプレイヤーZune、モバイルデバイスへのOSの提供など幅広い。


実機が並ぶWindowsPhoneのブース
ブースではWindows7、Windows7搭載PC、Bing、Zune HD、XBOX360、Windows Phoneなどのそれぞれの製品やサービスブロックがあり、説明員がきっちりと説明している。どんなジャンルの製品でも力は抜かないという感じだ。

例外としてサーフェスがあり、これは説明員もなく単に3台のサーフェースが置いてあるだけだったが、人気は高くいつも人が群がっていた。

マルチタッチ操作できるテーブル型のデバイス「サーフェス」はいつも人だかり

日本人が見ると、日本国内では発売もされていないメディアプレイヤーのZune HDのブロックに、ずらりとZuneの実機が並び、それもひっきりなしに人々が視聴したり、いじくり回したり、かなりの人気であるのを見ると、ちょっと違和感を覚えるかも知れない。

ずらりと実機がならぶZuneのブース

アルバムを選択すると、関連性のあるアルバムを周辺に自動的に表示する機能も搭載する

しかし、Zune HDを使ってみれば、それだけの人気であるのが十分に納得がいくことだろう。メディアプレイヤー本体が水準以上であるのに加えて、ソフトウェアのZune SOFTWAREの使い勝手も悪くない。Zuneへの転送も画面左下のアイコンに曲をドラッグ&ドロップするだけとイージーだ。また、同ブースではXBOX360でオンライン購入したメディアコンテンツがZuneに転送できることをアピールしていた。

メディアサービスとしてはMediaCenterよりも、IPTVサービスのMediaRoomが人気で、人が集まっている感じだ。MediaRoomはPC、TV(セットトップボックス)、モバイルデバイスのどれでも楽しめることを強くアピールしている。先のXBOXとZuneの連携もあったが、どのデバイスでもメディアを楽しめるようにしようというのが、現在の同社の戦略のようだ。

現地の人にも人気なMediaRoomサービス

MediaRoomがTV、PC、モバイルデバイスで楽しめることを示すイラスト


MediaRoomを楽しめるデバイスの例として、PC、セットトップボックス、モバイルデバイスを展示
また、情報検索サービスBingも人気で、人々が高い興味を示していた。そして、タッチ操作可能な自動車用オーディオプレイヤーも展示されており、実機のデモに人々が群がっていた。

多彩な検索な可能な情報サービスBing

タッチ操作可能な自動車向けオーディオプレイヤー

これに対して、Officeのブロックはそこまで熱気を感じない。今回のブースを見ると、マイクロソフトはもはやビジネス用途だけの会社ではなく、デジタルエンターテイメントやサービスでもビッグプレイヤーであるのが実感できる。

Windows7搭載の実機も数多く展示されていた

オフィスのブロックは他のブロックと比較するとやや人が少ない。もはや、マイクロソフトはビジネス用途だけの会社ではなくなったということか


大成功したWindows7がマイクロソフトのその他のデバイスを下支えしている

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